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暮らしの実験室やさと農場は、この場所を使って「暮らし」にまつわる様々な活動を会員さんや、参加してくれる皆さんと一緒にやってきました。
このレポートは、ここ10年くらい、当農場でやってきた活動の中から、会員さんと共同でやった企画を振り返ってみたいと思います。


◎谷津田開拓団2015 ▼1年目 
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とっても懐かしい写真です。

この場所に谷津田を再生しようと決めて、この荒れ果てた場所を開拓に心を躍らせながら一緒に開拓するためのメンバーを募集しました。


そして、集まったみんなとの共同作業がスタートしたのは2月で。
30年以上放置され、篠竹、葦、イバラなどが茂ったこの場所に改めて人の手が入るということで、お酒をまき、土地の神様にご挨拶をしてから、刈り払い機でばっさばっさと切り払っていきました。
その時の様子や開拓地への夢が、鈴木さんの「開拓日記」につづられています。

開拓日記② ついに開拓がはじまった 2015年2月
開拓日記③ シノ竹は人が傷つけた大地を修復するカサブタのようなものだ 2015年3月
 
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この場所を見つけて、この活動を引っ張ってくれていた鈴木さんが、地道に、谷津田だったころの地形を読み解き、田んぼを復元していく姿は神々しかったです。

5月、田んぼに水をひくために、上流から水路を復活させるというミッションの元、開拓団員が集結!!。
2日間で無事に水が通った時は感動でした!詳しくは以下の記事をぜひ見てください。

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※2016年の動画ですが、この皆で掘ってつないだ水路に水が流れるようすを撮った動画があります。

2015年は開拓元年ということで、まだ準備万端とはいきませんでしたが、少しでも開拓地でお米を作ろうと、4月には開拓団のみんなと種をまき、鈴木さんが苗づくりをしておいてくれました。

6月、ついに田植えです!どんな田植えだったのか、田植えまでの道のりもふくめて、こちらのレポートをぜひご覧ください。(※田植えの動画もあります。)
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7月の開拓団は、田んぼの脇を流れる沢の整備を行いました。藪をはらって、沢にかかる折れた枝や竹を沢の外に出し、荒れた竹林から孟宗竹沢を刈ってきて橋を架けたりと、みんなとっても楽しそうです。レポートはコチラ

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9月は野営だ!
自分たちで開拓した田んぼの横で、整備した沢水を使ってキャンプをしよう!ということで、9月の開拓団は野営を実施しました。車が入れる道路から、この沢のある谷津田までは、斜面を歩いて下り、最後は沢を自力で渡らなければなりません。
キャンプ用の道具をみんなで手分けして下までおろしました。
ワイルドなキャンプの様子見てみてくださいね。コチラ

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以上が2015年の活動の様子を過去のブログへのリンクと共にお届けしました。
最後のレポートを見てもらったらわかるのですが、田んぼはイノシシに荒らされてしまい、この年は収穫できませんでした(T_T) 

開拓地でのコメ作りは来年へと続く・・・・

(まとめ編集:yejin)




# by kurashilabo | 2021-08-25 15:10 | レポート(報告)


暮らしの実験室はこんなところです_c0177665_1153407.gif

暮らしの実験室やさと農場は茨城県の中ほど、筑波山系に囲まれた盆地にあり、1974年に農場を開いてから45年以上有機農業を行っています。野菜の他にも鶏と豚を飼い、昔ながらの小規模畜産で丁寧に育て、そこからできる肥料を畑に施し、循環型の農業を行っています。

農場は会員によって支えられ、また誰にとってもオープンな雰囲気を保っています。農業イベントの開催や、農体験や研修生の受け入れなども行い、毎年多くの方に農場に来場します。訪れた人が心身ともにリフレッシュし、食べ物のことだけでなく、暮らし方や生き方にも新しい発見があるような空間を作り続けたいと思っています。




暮らしの実験室はこんなところです_c0177665_15383477.jpg

①小規模の有畜複合農場の実践

400羽、豚30頭あまりを飼いながら、そこから得られる肥料を、畑(2ha)、田圃(3.5反)に還してお野菜やお米を栽培しています。これらの実践は、人の暮らしと畑と作物、豚と鶏、すべてのイノチの循環をデザインしています。現代の農業は大量生産の元、畑と畜産が分断され、野菜には農薬と化学肥料が使われ、畜産は糞尿による環境汚染を引き起こしています。畑と畜産のバランスを取りながら、環境に負荷を与えることがないようにするためには、分断・大量生産という思想から、循環・小規模生産という思想へ切り替えることが必要です。私たちは小規模の有畜複合農場の実践を通して、私たちが作る食べ物(生産物)は、ただ「美味しい」や「安全」という枠を超えて自身の骨身になり、思想となり、時に矛盾や葛藤を現し、生き方の糧になる教材でなければならない、と考えています。


②開かれたアソビ場

暮らしの実験室は、特定の誰かの持ち物ではなく、開かれた公共の空間です。空間は、そこに何があるか、何を作るかによってできることが変わります。畑と台所があれば、収穫して食事を作って食べることができ、池があれば、釣りや水浴びや水生動物の観察ができ、動物を飼っていれば、童心に返って戯れたり、彼らのもたらす恵みをいただいたり、命について思い耽たりできます。このように空間とは、人がデザインして作り出し、そしてそれが自分たち自身の学びや充足として返ってくる場です。ツリーハウスや竪穴式住居、池や雑木林、ヤギやミニブタ等…。暮らしの実験室には様々な空間の"仕掛け"があります。そこに足を踏み入れると、他とは違う空間が広がり、自分の生き方や暮らしを見つめなおし、ヒントを得られるような場所となっています。こうした空間を作り、活用することは、それ自体が豊かなアソビと言えます。暮らしの実験室は、ここに来た人たちと共に深くて広い農的な空間を作っていきたいと思っています。 *思い耽る(おもいふける)


<主な活動>

野菜と卵セットの販売・・・年間通して旬のお野菜10種程度と新鮮な卵を箱に詰めて定期的にお届けします。

農場体験の受入れ・・・日帰り2,000円、125,000円です。(食事代込)

詳細はホームページ、またはお電話やメールにてお問い合わせください。


TEL 0299-43-6769

mail  kurashilabo@gmail.com



# by kurashilabo | 2021-07-10 00:00 | プロフィール

石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_8473632.jpg改札を出ると滝平次郎のステンドグラスが楽しめます。
改札を出て左、石岡駅東口方面石岡駅バスターミナル」 ターミナルの図はこちら

2番乗り場からでている林経由岡車庫行に乗りましょう。

時刻表PDF






石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_11362433.jpg降りるバス停は「柿岡」です。
発車からおよそ25分です。

音声案内に従って降りてください。値段表示板は値段が変わる区間を表しているので、値段表示板が「柿岡」を表示しても降りないで、音声案内に従ってください。

バス停を降りると、バスの進行方向に向かって30mほど歩きます。

石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_11363128.jpg「柿岡上宿」のT字路を左折します。


石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_1136379.jpgしばらく歩くとゆるやかな下り坂に。そのまま道なりに進みます。


石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_11364323.jpg坂を下りきると十字路になります。信号を守って安全に渡りましょう。十字路の右向かい角にはコンビニがあります。

(バス停からコンビニまでが大体5分くらいです)


石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_11365310.jpg十字路を渡ると左右に田んぼが広がります。田んぼがあるところには川あり、という事で目立ちませんが小倉川という川を渡ります。


道の右側に1階が青、2階がクリーム色の建物があります。その建物の手前を右折できるので曲がります。
*ここを曲がらないでまっすぐ行く人が多いので特に注意してください。


石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_11365910.jpgあとは道なりにまっすぐ進むだけです。道の左側にエンジ色の屋根がちょろっと頭をのぞかせています。ここです。あともう少し!


石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_1137625.jpg道路左側に「暮らしの実験室」の黄色い看板がでてきました。到着です。この坂をのぼって農場まで来てください。(コンビニから農場までが大体5分くらい、バスが出発してから農場までが全部で35分くらいです。)
遠いところお疲れ様でした。











2021年6月、看板が変わりました。
石岡駅を降りてからの詳しい行き方(バス編)_c0177665_12144980.jpg

# by kurashilabo | 2021-07-01 00:00 | アクセス・コンタクト

昨年来、新型コロナウィルスのパンデミックを受けて、イベント開催や農体験の受け入れに関して、農場スタッフおよび、その家族と共に何度も話し合い、独自の数値基準を設けて運用してきましたが、一年が過ぎ、社会全体で、この感染症との付き合い方、予防対策などが定着してきたと考え、今後は、受け入れの条件を以下のように変更いたします。


☆受け入れできる条件

来場者の住まいが、緊急事態宣言の指定地域外であり、加えて、以下の3つの要件のうち、どれか一つにあてはまる


1) PCR検査or抗原検査で陰性の結果が出ている(来場する3日以内)

2) ワクチン接種済みである

3) 以下の条件にすべて当てはまる

  ①職場でコロナ対策がされている

   (対策例:外出後の手洗い、手指消毒、時差通勤、テレワーク、フェイスシールドなど)

  ②(来場予定日の)2週間以内に家族や職場に濃厚接触者・陽性者が出ていない

  ③(来場予定日の)1週間以内に不特定多数の人と密になる場所に行く予定はない

   ※電車通勤・通学は該当しません

  ④(来場予定日の)1週間以内に大勢での飲み会、食事会に行く予定はない

  ⑤家庭以外で人と室内で話すとき、マスクを着用している

  ⑥電車内など不特定多数の人が出入りする場所では、マスクを着用している。

   ※マスク着用について個別に事情がある方はご相談ください


上記の基準に沿って、見学や農体験(宿泊も含む)の受け入れを行っていきます。何かご不明な点があればお気軽にお問合せください。

団体利用についても別途ご相談ください。

なお、来場時は以下の点についてご協力をよろしくお願いいたします。


<来場時のお願い>

1)発熱、体調不良の場合は来場をお控えください

2)室内に入ったら、手洗い・消毒にご協力ください

3)マスク着用にご協力お願いします (個別に事情がある方はご相談ください)

  ※外作業中の着用はこの限りではありません


注)茨城県内で「緊急事態宣言」が出された場合は受入を中止いたします。



# by kurashilabo | 2021-06-20 08:47 | お知らせ(告知)

暮らしの実験室やさと農場 濃密☆見学会 毎月開催中_c0177665_15061879.jpg


コロナ禍で息苦しい日々が続いていますが、暮らしの実験室では、少しでも農場を体験してもらいたい、知ってもらいたい、という考えから、農場見学会をひらくことにしました。

当日はスタッフが熱く濃密な内容で農場をご案内いたします。

また、コロナ対策として人数を限定することで、より一層の濃密さを目指します。

・農場を積極的に活用していきたい
・農場をライフスタイルに取り入れていきたい
・農場のお野菜を食べたい

とお考えの方にぜひご参加いただければ幸いです。

<概要>
●日程:毎月第2土曜か日曜 午前10時~12時
 昼食は含みません。
 お弁当などをご持参いただき農場内で食べていただくことはできます。

●定員:1組 大人4名まで
(子どもは定員には含まれません)

●参加費:1組 2,000円
お土産に農場の野菜セットSサイズ+卵6個が1セットお持ち帰りいただけます。
野菜セットの個数を人数分に増やすこともできます。金額は1セット2000円です。

●お申込み方法
 以下のフォームにてお申込みください。

★申し込み多数の場合は、次回以降の回をご案内させていただきます。

※7月は11日(日)に開催予定です。
 
〜コロナ対応〜
●お住まいの地域で「まんえん防止重点措置」や「緊急事態宣言」が発令された場合はご参加をお控えください。
●茨城県内で「まんえん防止重点措置」や「緊急事態宣言」が出された場合は開催自体を中止いたします。

~ご来場時のお願い~
1)発熱、体調不良の場合は来場をお控えください
2)室内に入ったら、手洗い・消毒にご協力ください
3)マスク着用にご協力お願いします
(個別に事情がある方はご相談ください)


# by kurashilabo | 2021-04-19 15:11 | お知らせ(告知)