2020年 08月 04日
2020年8月4日(火)の野菜セット レギュラー
ジャガイモ
きゅうり
トマト三種
枝豆
モロヘイヤ
オクラ
新生姜
シソ
茗荷
なす
ピーマン
シシトウ
大蒜
2020年 07月 27日
【会員さんインタビュー】 杉原せつさん
2020年 07月 26日
僕はこれからもうんざりする道を自ら選び続けることになる(0725週報より)
2020年 07月 11日
withコロナ期における来場者の受け入れ、イベント開催などの独自基準を作成しました
2020.7.10
コロナの感染者が日々増減しており、宿泊の受け入れやイベントの開催などをどうするかは、私たち暮らしの実験室(以下、「農場」)だけでなく、様々な人や場所で難しい判断が迫られている状況にあると思います。国や県でも「緊急事態」や「○○アラート」、「ステージ●」など、基準が設けられ国民、県民への行動要請、注意喚起が行われています。
ただ、国は基準を明確に示しておらず、県は複雑な指標で判断を行うため、どうしても自分たちの手の届かない判断に振り回されることになります。どういう状況であれば受け入れ出来るのか/出来ないのか。専門家ですら正解が分からない中で、正直、思考を止めて、「もう何でもいいから誰か決めて」という気持ちにもなりそうですが、自分たちで判断できて、納得できる基準を作ることにしました。
農場独自の「5都県指標」を見て判断する
来場者の感染の可能性を見るには、来場者の市町村の感染者数を参照するのが確率的には最も妥当です。しかし、それは人口密度の高い都市部からは来場が難しくなることを意味します。農場の感染リスクを減らすには、それは妥当な判断ですが、「農場は都市の衛星農場」(都市あっての農場)という性質を鑑みると、都市と農場を切り分けて考えることは、私たちの考えには反します。
農場にとって大事なことは、野菜や卵などの農産物を作り育て、それを必要としている会員に届けることですが、それと同じくらい大事なことは農場という場を必要としている人に利用してもらうことです。今回のコロナ禍で全てのイベントを停止したことで、その重要性を改めて感じました。いわゆる「withコロナ」が今後1年以上続く可能性があることも考えると、感染を防ぐための取り組みは強化しながらも、可能な限り人の受け入れをできる基準を作りたいと考えました。
そこで、農場がある茨城県に東京都や神奈川県などの都市圏を含めた「5都県」(「首都圏」から群馬、栃木、山梨の一部を抜いた地域)という枠組みを作り、この圏における感染者数で判断することにしました。
「宿泊」の基準は、日本全体で1日300人以下の状態
国の緊急事態宣言の非公式な基準の一つに、「人口10万人当たり週0.5人」があります。他にも増加率や経路不明者数割合などいくつかの指標を総合して判断することとありますが、それら全てを独自に運用することは難しいため、「人口10万人当たり週0.5人」を参考に受け入れの基準を作りました。
また、「人口10万人当たり週0.5人」は分かりづらいので、「人口100万人当たり1日0.7人」に変換。この数字を100倍すると、おおよその日本全体の感染者数になります。0.7だと70人/日。3だと300人/日、5だと500人/日という具合です。初めて使う数値指標なので、分かりにくい方はこの「日本全体での参考値」でイメージしていただけると良いと思います。
農場では、その数値が、
「3」未満であれば、全ての受け入れを行う。
「3以上」では、宿泊は受け入れない。
「4以上」では、イベントを実施しない。
「5」以上になると、全て行わない。
と決めました。以下の表をご参照ください。

*日帰り利用は、見学、農体験を含む。
*「4」以上では、日帰り利用は建物外のみで行います。
*7/10時点での指標は「4.50」です。
●運用方法
日々変わる日ごとの感染者数では、突発的に増えたり減ったりする現象に対応しきれないため、「直近5日間の平均値」で判断します。
5都県指標の利点
6/30の東京都は感染者数57人で、この指標では「4」となり、宿泊出来ないレベルになりますが、5都県指標では「2.1」になり、可能になります。
都内に住んでいる人は、都内に住みながら経済活動も行いつつ、感染しないように注意深く生活をしていることと思います。極端に感染者が増えている時は別にして、結局、どのような状況でも自分たちが実際に出来る事は変わりません。一定の距離を取り、必要に応じてマスクをつけることや、飲食店などであれば、ご飯の提供の仕方や食べ方を工夫して対応していくなどです。困難な状況でも知恵と工夫で自分たちらしい生き方を模索する。それが「with」ということではないかと思います。
5都県指標の欠点とその補完
上の例からも、この指標の利点は、都内で感染者が多い時でも、5都県にするとことで低めに均一化できることです。しかし、それでも受け入れが出来ない「5」以上に達した時に、都内以外の感染者が少ない地域の人も受け入れ出来ない、という問題が発生します。
その場合は、柔軟に該当地域の感染者数を見て対応したいと思います。「都内で5以上でも茨城県が0.3なら茨城県民は受け入れ出来る」などです。
5都県指標と国の指示・要請
5都県指標で受け入れ可能な状況でも、国や県などが移動制限や緊急事態宣言などを出した場合は、そちらも参照することはあります。
5都県指標はあくまで農場の思想に基づいた指標であり、万能な指標ではありません。また出来立てほやほやの基準であるため、運用していく上で不備が感じられる場合は、大胆に変更を加えることもあると思います。どうぞご理解ください。
(→9月2日、個別基準を追加しました https://yasatofarm.exblog.jp/31624894/)
2020年 07月 09日
農場に来場希望者へのお願い(コロナ感染予防対策として)
1)発熱、体調不良の場合は来場をお控えください
2)室内に入ったら、まずは手洗
3)マスクをご持参ください
感染者を出さないために農場で気を付けていること
<農場スタッフとその家族、研修生一人一人>
〇外出時のマスク着用、こまめな手洗い
〇発熱や咳など、体調が悪いときは休む
〇健康的な生活を送るよう心掛ける
<農場として>
〇受入れのためのガイドライン設定する
〇随時、感染状況など情報収集
〇意識と知識の向上のための勉強会実施
農場におけるリスク
