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お世話になりました。大層居心地が良く、コレは真似しようとしてもなかなか出せないだろうなぁ。こう云う空間は貴重ですね。

40年継続され続けている、偉大なアマチュアリズムであるなと感じました。
その熱量、伝染性の源は何なのかな?と思うと同時に30年以上プロとしてこの仕事をし続けているぼくが、暮らしの実験室に共鳴するのは何故なんだろうと考えています。

暮らしや食を楽しまない、あるいは外部化することで省略する暮らしを肯定するのがプロだとして、それを肯定できないのがアマチュアならば、ぼくもアマチュアで良いなと。(笑)

繰り返し読む放牧関係の本で「草の牛乳」野原由香里著 農文協という本があるのですがその中に「どんな暮らしがしたいかは、どんな仕事がしたいのかと同じこと」という言葉があって、ぼくはずっとそれを考え続けているんです。

「農と農業は違う」というような話を本『場の力、人の力、農の力』の中で鈴木文樹さんが言われてましたね。
農は暮らしであり、農業はビジネスであるのなら、農を維持し続けながら、最低限必要な収入を確保できる仕組みを作ることが、継続させるために、絶対必要なのではないのかなと思った次第です。
過渡期を生きる我々が、このタイミングで出会えたことに感謝しています。

(稲敷市/畜産農家/上野さん)
来場者の感想 「偉大なるアマチュアリズム」_c0177665_14273041.jpg

# by kurashilabo | 2022-04-19 14:27 | レポート(報告)

野菜・卵セット付見学受付中_c0177665_11052522.jpg

当農場では、野菜卵セット付(有料)で見学を受け付けております。

1週間前までにお申し込みください。

※金曜日のみ見学不可


■野菜卵セット代金

 Mサイズ  代金3,100円(卵10個付) 

 ※卵は追加で購入いただけます。(6個入りもあります)

 ※ご希望の金曜日に発送、土曜着でお送りします。(+送料1,100円/関東、信越、北陸、中部)

 ※代金は事前にお振込みください。


【振込先】

郵貯口座間の振込  00390-0-17509 クラシノジッケンシツ ヤサトノウジョウ

他銀行から振込 ゆうちょ銀行 039(ぜろさんきゅう)店 当座 0017509 同上


【お申し込み】

こちらのフォームから。


農体験利用も、同じフォームから受け付けております。

農体験についての詳細はこちらのページでご確認ください。




# by kurashilabo | 2022-03-21 14:57 | お知らせ(告知)

見学や農体験の受け入れ再開とガイドラインについて_c0177665_12052217.jpg

10月から全国的に緊急事態宣言が解除されました。

当農場では、以下のガイドラインに沿って、見学や農体験(宿泊も含む)の受け入れを行っております。秋が深まりつつある里山の風景や、動物たちとの触れ合いなど、心と身体を癒しにいらしてください。


☆受け入れガイドライン

当農場で過ごす時間は、暮らしの体験という側面があります。共同生活の中に入り込んでいただくので、農場に来てから過ごす際に、常に厳密な感染症対策を行うのは難しいと考えています。 

そこで、来場される方は以下の項目を満たしている方とさせていただきます。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


以下の4つの項目にすべて当てはまる

①職場でコロナ対策がされている

 (対策例:外出後の手洗い、手指消毒、時差通勤、テレワーク、など)

②家庭以外で人と室内で話す時や、不特定多数の人が出入りする場所で、マスクを着用している

 ※マスク着用について個別に事情がある方はご相談ください

③(来場予定日の)2週間以内に家族や身近な人に陽性者が出ていない

④(来場予定日の)1週間以内に大勢での食事会や、不特定多数の人と密になる場所に行っていない。 

 ※電車の利用は該当しません


ご不明な点があればお気軽にお問合せください。団体利用については別途ご相談ください。


<来場時のお願い>

1)発熱、体調不良の場合は来場をお控えください

2)室内に入ったら、手洗い・消毒にご協力ください

3)マスク着用にご協力お願いいたします

  ※外作業中の着用はこの限りではありません

4)食事の際は適度に間隔をあけてください。


# by kurashilabo | 2021-10-03 12:06 | お知らせ(告知)

暮らしの実験室やさと農場は、この場所を使って「暮らし」にまつわる様々な活動を会員さんや、参加してくれる皆さんと一緒にやってきました。
このレポートは、ここ10年くらい、当農場でやってきた活動の中から、会員さんと共同でやった企画を振り返ってみたいと思います。

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2010年8月に完成した、やかましツリーハウスの全体像

このツリーハウスは、農場スタッフを卒業していくたいちゃんが、卒業制作?というのか、夢だったツリーハウスを作りたいというところからはじまり、その声に「それ、おもしろいね、やろう!」と乗ってくれた当時東京の会員だったSくんが応えてくれてスタートしました。

思い起こせば、2009年の12月に、たいちゃんとSくんを、高尾山のふもとにあるツリーハウスを見学にいこうと連れ出し、見学の後、当時都内で一人暮らしだったSくんに、「今夜このまま農場行って、ツリーハウスづくりの計画立てよう」と引きづりこんだのが最初でした(笑)


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焚火の後ろに見えるのが、ツリーハウスを建てる予定の白樫の木
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そして参加者を募ってのツル―ハウスづくりワークショップがスタートしました。
2月のワークショップの詳細はコチラ

ツリーハウスは作ったことがないけど、DIYが大好きなたいちゃん、Sくん、Hくんを中心に、農場の周りにある杉林の木を間伐して使おうとか、デザインからみんなで考えようとか、アイディアを持ち寄り、素敵なWSとなりました。

3月は、ツリーハウスの1段目のデッキを立てるための柱と、板を渡す大引きとか根太?という部分を作りました。
他にも、木と親しむということをテーマに、ウッドバーニングという、熱をつかって木の板に絵を描くワークショップも開催しました。
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4月はついにここにデッキとなる板をはっていきました。
そして「森林ワークショップ」と題して、森とエネルギー研究所の、大野さんを講師とお招きして、日本の森のことを学びました。詳細はぜひこちらも読んでみてくださいね。
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5月は、つくばね森林組合の方に来てもらって、間伐体験ワークショップを行い、ヒノキを何本か倒しました。
森からヒノキを運び出し、皮をむいて上のデッキに上るための階段を作るための柱にしました。
森林組合の方にはとってもお世話になりました。

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新月の日をはさんでの作業になり、夜にネイティブアメリカンの神話を、ヒカリエという方法で伝承している方を招いて神秘的なイベントを開催しました。
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◎ツリーハウスまとめ
 https://yasatofarm.exblog.jp/i19/


# by kurashilabo | 2021-09-08 16:42 | レポート(報告)

暮らしの実験室やさと農場は、この場所を使って「暮らし」にまつわる様々な活動を会員さんや、参加してくれる皆さんと一緒にやってきました。
このレポートは、ここ10年くらい、当農場でやってきた活動の中から、会員さんと共同でやった企画を振り返ってみたいと思います。

◎谷津田開拓団2016 2年目

2016年、今年こそ美味しいお米を収穫したい!開拓面積を広げたい!と、開拓団第2期を募集しました。
改めて、この場所で人と自然がどう共生していきたいのか、夢膨らませつつのスタートです。
 
リンク先の記事に詳細が書いてありますが、以下の写真を見比べてみてください。
1975年(左)と2007年(右)の航空写真。右の囲んであるところがわれらの開拓地です。
いまや杉やヒノキの林になってしまった谷の奥まで田んぼになっていたことが見て取れますね。
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3月 開拓団と共に開拓&米作りスタート
昨年からの引き続きのメンバーと、新メンバーで、昨年開通させた田んぼに水を引く水路を整備&増設しました。スコップ&マンノウを手に頑張りました。詳細は、「美しい谷津田の風景を復活させる」をご覧ください。
 
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4月 種まき&タケノコw
2015年は苗づくりも開拓地で行いました。田んぼの一部に苗床をつくって水を流し込み、トンネルをして保温して育てます。 タネをまくだけでなく、開拓地ではタケノコを掘り出し、その場で焼いて食べたり、農場に戻ってからは桜の下でお花見したりと、春を満喫しました。 レポートはこちら。
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採れたてのタケノコをその場で焼いて食べるのは本当にぜっぴんでした。
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6月 ついに田植え!
田植えの前にものすごい仕事がまってました。通常、水をいれてから代掻きをしてから田植えをするのですが、圃場整備されていない田んぼなので、代掻きをするためのトラクターや大きな機械をいれるこことができません。

小さなテーラーというエンジン式の機械と、ほぼ人力で田んぼの土を動かして水平をとったり、どろんこバレーで泥の中を走り回って代掻きしましたw
機械化が進んだ現代農業とはまったく逆で、どこまで人の力でやれるのか?そんな挑戦的な作業でしたw 
いやーーもう二度とやらないんじゃないかなw

以下の動画、なかなか見ごたえあるのでぜひご覧ください。
 
力仕事のあとはどろんこバレー(笑) みんな体力あるなぁ・・・
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もちろん翌日、田植えもやりました。
今年こそイノシシから防御して、お米が食べられますように・・・。
2日間のレポート詳細はコチラもみてね。
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7月 除草と沢整備・・・そしてイワナBBQ
ひと月前に植えた時と比べたら、しっかり分決して大きく育った稲との対面は嬉しいものです。
稲の周りの草にはすみませんが退出を願いw、もっと大きくなあれと祈りながらの除草でした。同時に、沢でゆっくりできるように沢を整備したり、イノシシ除けのネットを張ったりと、今回も2日間みんなで頑張りました。
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実は開拓地の沢の上流では、イワナを養殖している方がいて、今回はそのイワナを捕らせてもらって、その場でさばいて、イワナBBQをしました。みんなの楽しそうな、おいしそうな様子はコチラです。
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9月 キャンプしたよー 沢の水で露天風呂! 
稲穂にしっかりと実がついて、収穫の時期が近づいてきた9月。
今年も開拓地でキャンプをしました。
沢水を汲んで露天風呂をしたい!竹でご飯炊きたい!焚火でバームクーヘンを作りたい!みんなの欲望を実現しました。 すっごく楽しいレポートになっているので、よかったら詳細はコチラもみてね。
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10月 稲刈り!ついに収穫だ!
ついに念願の稲刈りとなりました。収穫の喜びをかみしめる、開拓団員や農場スタッフの笑顔をぜひ以下のレポートでご覧ください。
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鈴木さんの横顔もなんだかうれしそうです。
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無事に収穫できて、感無量でした。
採れたお米は収穫祭でいただきました。


# by kurashilabo | 2021-09-01 14:22 | レポート(報告)