人気ブログランキング | 話題のタグを見る

子どものキャンプやゼミ・合宿などで農場を利用しませんか?_c0177665_16334974.jpg

当農場は、食べものと生産現場が切り離されてしまっている現代社会において、自分たちの食べるものを自分たちで作りたいと願った都市の会員たちの手で1974年に作られました。
農場では、日々の営み、生き物と共にある暮らし、消費生活ではなく工夫し造りだす暮らしなどを多くの方に体験・共有できる場所でありたいと、この場所を解放し農体験の受入を行っております。
夏休みや土日、連休を利用して、ぜひ皆さんの活動に農場をお役立てください。

このページでは
①団体利用時の概要
②施設の詳細写真
③申し込み方法
をお知らせします。

【内容の決め方】
団体での利用の際、農場での過ごし方はスタッフと事前に相談しながら決めていきます。
幹事さんや、スタッフの方は事前に下見に来ていただくことを推奨します。
ご希望があれば季節の農作業体験をすることもできますし、自分たちの団体の活動を中心にして、野菜の収穫や食事作りなど農場ならではの体験を組み合わせることも可能です。 
★農体験料、施設利用料については2023年9月に改訂しました。コチラを参照してください。

【食事作り】
食事作りは農場体験の一番の醍醐味です。
旬の野菜、ここで元気に育った鶏の卵、豚肉などを使って好きなものを作ってください。
食事作りはだいたい2時間程度をみていただくと安心です。食べたいものを考えてきてくださいね。
*昼食は農場スタッフが作ります。夕食と朝食は自炊となります。

【こんなことができます】
①農場案内(必須)
初めて来場される方には、農場案内をいたします。
豚や鶏を飼いながら、畑・田んぼで農作物を作る有畜複合の循環型農業の様子を見学いただけます。
案内に約45分~1時間程度かかります。

②畑作業のお手伝い
有機農業は草との戦いでもあります。希望される方には四季折々の除草作業を楽しんでいただくことができます。青空の下で土に触れていると心が癒されたり、静かに自分と向き合ったりできます。残念ながら冬場は草がありませんので、ご了承ください。秋口に、一部芋類の収穫作業ができる場合がありますのでご相談ください。

③野菜の収穫と食事作り
畑で食事に必要な野菜を収穫して、みんなで料理していただきます。夏場は屋外で調理することも可能です。BBQコンロは2台あります。木炭は各自でご準備ください。

④動物のお世話
希望者には鶏と豚のお世話を体験していただけます。集団で行うと動物がびっくりするので各2名程度です。「一人一個、産みたての卵を収穫して食べたい」など希望があれば相談してください。また、団体全体で、「まじめに畜産全般について学習・体験したい」という希望なども相談可能です。まじめに取り組みたい人の要望はなるべく応えたいと思っています。

⑤その他、農場の設備を使った活動
キャンプファイヤーや、広場を使ったアクティビティー、加工室を使った料理勉強会、流しそうめん、その他、農場の敷地内でできそうなこと、やってみたいことがあればご相談ください。

⑥お持ち帰り用野菜収穫体験(夏季限定/6~8月)
1人1,000円(5~8品目程度の野菜)
※1時間程度かかります。事前にスタッフが収穫しておいたものを持ち帰ることもできます。
※夏季以外でも可能な場合がありますのでご相談ください。

⑦鶏解体  1羽2,000円(3羽以上から受け付けます。)
※定員 6名程度
※時間 3~5時間程度かかります。詳細はこちら。

⑧燻製品作りや石窯調理
燻製箱利用 3,000円(桜チップ、練炭付) *使い方のレクチャーあり
石窯利用  3,000円(薪付き)/ 5,000円(薪とスタッフ付) 
※卵、豚肉は農場産をご利用いただけます。持ち込みはご遠慮ください。
※農場にない食材を利用したい場合は事前にご相談ください。(チーズや魚など)

【農場利用例】
<1日目>午前:到着→昼食 午後:農作業体験 夕方:食事作り 夜:夕食・交流
<2日目>午前:早朝畑(夏のみ)→朝食→石窯ピザづくり→昼食 午後:自由  


農場の基本的な施設は「農場見学」のページをご覧ください。こちらでは、各部屋とキッチンの詳細を掲載します。

板の間(24畳)
子どものキャンプやゼミ・合宿などで農場を利用しませんか?_c0177665_17323157.jpg
会議やアクティビティーなどで12人程度が利用できます。一部が事務スペースになっていますのでご了承ください。
ロジェクターも貸し出せます。テレビの利用も可能です。

ヤギ部屋(8畳)
子どものキャンプやゼミ・合宿などで農場を利用しませんか?_c0177665_17324339.jpg
3~4人が利用できます。昔は外にヤギが暮らしていましたが、今は豚が暮らしています。


ロフト部屋(6畳+6畳)
子どものキャンプやゼミ・合宿などで農場を利用しませんか?_c0177665_17325243.jpg
3~4人が利用できます。ロフトの2階は柵がありませんので寝相が悪い方はご注意ください。


だんだん部屋(6畳+3畳)
子どものキャンプやゼミ・合宿などで農場を利用しませんか?_c0177665_1733054.jpg
3~4人が利用できます。主に利用できるのは1段目と2段目で、3段目は危ないので使っていません。


キッチン
子どものキャンプやゼミ・合宿などで農場を利用しませんか?_c0177665_173318100.jpg
流し4口、コンロ5口。3人程度が同時に調理できます。それ以上の場合もリビングなどで分担して調理することができます。キッチンの詳しい使い方は「台所の使い方」をご覧ください。


調理道具
子どものキャンプやゼミ・合宿などで農場を利用しませんか?_c0177665_17332691.jpg
炊飯器1つ、ご飯炊き釜2つ、オーブン、圧力鍋、蒸し器、鍋(大・中・小)、ボール(大・中・小)、包丁、まな板4つ。基本的な調理道具は揃っています。特殊だと思われるものが必要な場合はご相談ください。


調味料
子どものキャンプやゼミ・合宿などで農場を利用しませんか?_c0177665_17333541.jpg
油、オリーブオイル、ごま油、しょうゆ、お酒、お酢、みりん、砂糖、塩、コショウ、味噌(手作り)など、基本的な調味料は揃っています。それぞれそれなりにこだわったものを使用しています。特殊だと思われるものが必要な場合はご相談ください。

早速申し込みたいという方は申し込みフォームからご連絡ください。

.

# by kurashilabo | 2007-12-31 18:10 | 農場体験のおさそい

農場の台所を快適に使っていただき、みんなが喜んで食事をいただくための指南書です。
農場で食事を作る方は事前にお読みいただけると当日スムーズです。


●みんながごはん作りにトライする
やさと農場の魅力は畑と台所がつながっているところだと思います。料理が得意な人もそうでない人も、ぜひ自分たちで収穫したお野菜を使って、ごはん作りにトライしてみてください。
・キッチンの適正人数は3~4名ですが、食堂全体を使ってみんなで作っていただくこともできます。
・1泊2日の場合、食事の機会は3~4回あるので、事前に料理当番を決めておくとスムーズです。


●メニューから食材を用意するのではなく、食材からメニューを考える
やさと農場では、無農薬で育てた旬のお野菜を使うことができます。採れたてのお野菜の美味しさたるや!ぜひ、このお野菜たちの美味しさを引き出したメニューを考えてみてください(無理に複雑な事をしなくても美味しいです)。仮に、「カレーが食べたい!」と決まっていても、夏カレー(ナスやトマト)と冬カレー(にんじんや大根)のように、中身を代えれば、その季節ならではのメニューになります。コロッケも、ジャガイモがなくてもサツマイモやカボチャで作る、など、発想の転換にトライしてみてください。


●お肉や卵は大切に使いたい
やさと農場では豚や鶏も育てています。豚は月に1~2頭をお肉にして会員さんに届けています。1頭のお肉を会員みんなで分けるので、好きな部位は選べません。農場の普段の食事やイベントでは、そこで余ったお肉をいただいています。生きている命を人の都合でいただいている訳ですから、大切に使いたいと考えています。

①お肉の使用は1人1食50gまでを目安に。それ以上使いたい場合は買い取りになります。
(販売価格:豚肉220円/g、挽肉450円/300g、ベーコン500円/g)

②買い取る場合でも、昼食BBQ、夕食ハンバーグのように、続けて肉がメインになる料理はご遠慮ください。

③ベーコンは在庫があれば1本(300g程度)は使っていただけます。

④お肉はない場合もあります。

⑤朝に卵取り体験をすることができます。


●購入する際のルール
農場でも全ての食材を賄っている訳ではないので、普段は食事当番が自分で必要な食材を購入しています。農場に常備してある調味料は、作り方にこだわったものです。よい調味料を使う事は、食材の味を引き立ててくれるだけでなく、私たちが考えるより良い社会を作る事に繋がっています。
 何を買ってよくて、何を買ってはいけないか(下図参照)はグレーな部分もあり、全て明確にはできませんが、ニュアンスを汲み取ってください。逆にあまりストイックにやるのも辛いので、グレーも必要だと思っています。最近の悩みとしては、自給率が上がれば上がるほど豊かさ実感は増すものの、それには手間がかかる、という事です。たとえば小麦粉を自給していますが、製粉するのは大変で、自給程度ならできても、イベントで大量に必要になった際にも対応できるのか、など。その場合に、小麦粉を購入しても良いかどうかは非常にグレーです。

【農場に常備してある】
油、醤油、みりん、酢、酒、砂糖、塩、コショウ、味噌(自家製)、昆布、削り節、煮干、ごま油、ゴマ(自家製)、カレースパイス

【買っても良い】
納豆・豆腐・こんにゃく・きのこ類は国産に限る。チーズ、バター、牛乳、豆板醤、コチュジャン、オリーブオイル、パン粉、海苔、青海苔、わさび、からし、ひじき、きくらげ、くずきり。アレルギー対応で必要なものは要相談。

【買ってもまぁ良い】
魚、わかめ、生姜・ニンニクは農場にない場合、ナンプラー、ココナッツミルク、麺類、はちみつ、手作り漬物、練りゴマ、カレールー

【グレーゾーン】
オイスターソース、マヨネーズ、ケチャップ、ソース、ポン酢、ドレッシング類、焼肉のたれ、小麦粉、ちくわ、さつま揚げ、かにかま、シーチキン、紅生姜、シソなどの香味野菜

【ありえない】
野菜、ソーセージやベーコンなどの肉加工品、だしの素、スープの素、鍋の素、めんつゆ、ウェイパー、化調の漬物、惣菜、冷凍食品

*必要な食材は農場で購入しますので事前に相談してください。迷った場合も同じくご相談ください。
*「買ってもまぁ良い…麺類」の意味は、字の通り、「買ってもまぁ良いけど、あえて麺類のメニューにする必要ある?」というニュアンス。「流しソーメンだったらまぁ良いかな」など。
*ドリンク、アルコール類は各自で購入してきてください。お茶はあります。


●季節のお野菜一覧(必ずしもあるとは限りません。ご確認をお願いします)
【3月】冬野菜が無くなる時期
京芋、山芋、人参、ネギ、大根、ほうれん草、小松菜、カブ、

【4月】菜の花などが出る
里芋、山芋、葉玉ねぎ、わけぎ、あさつき、葉大根、アブラナ、ナバナ、山東菜

【5月】春野菜が出てくる
京芋、大根、葉玉ねぎ、レタス、サニーレタス、絹さや、ソラマメ、ほうれん草、春菊、小松菜、水菜、チンゲンサイ、にんにく

【6月】春野菜がなくなる
ジャガイモ、人参、玉ねぎ、赤玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、ソラマメ、絹さや、きゅうり、トマト、チンゲンサイ、ズッキーニ、にんにく

【7月~9月】夏野菜がメイン
ジャガイモ、玉ねぎ、かぼちゃ、ネギ、トマト、きゅうり、インゲン、ナス、ピーマン、ししとう、ゴーヤ、オクラ、モロヘイヤ、空芯菜、オカわかめ、セロリ、にんにく、(場合によってとうもろこし)

【10月】夏野菜がなくなる
ジャガイモ、里芋、サツマイモ、カボチャ、人参、ネギ、水菜、春菊、ちぢみ菜、コカブ

【11月~2月】冬野菜がメイン
ジャガイモ、里芋、サツマイモ、大根、人参、カボチャ、ネギ、ゴボウ、白菜、コカブ、ほうれん草、ターツァイ、アブラナ、生姜
(11月の一部/キャベツ、ブロッコリー、春菊)(年内まで/小松菜、チンゲンサイ、水菜)(年明けから徐々に野菜が減る)




.

# by kurashilabo | 2007-12-28 18:24 | 農場体験のおさそい

農場に鶏の屠サツ・解体体験のお問い合わせをいただくことがあるので、詳細を掲載します。


【受入れ人数と金額】
最低3人~で、1人1羽、計3羽以上~受付けており、1人4,000円です(内訳は別項)。
2人以下は作業の都合上受け付けておりません。ご了承ください。

一度に作業できるのは、施設の関係上4人までです。
それ以上多い場合は、2人で1羽を捌くなどして対応していただきます。
6人来て、4人は体験して、2人は見るだけ、なども可能です。
1人2羽以上やることも可能です。
事前にご相談ください。
*体験は常時可能ですが、作業の都合がありますので、いくつか日程の候補を出していただけると決めやすくなります。ご協力ください。


【時間】
11時~16時(3名の場合の目安)

*開始時間は体験者の都合によって合わせられますが、基本的には、午前中に屠サツ・毛抜き、昼食中に冷やし、午後から夕方まで解体作業になります。
*通常は11時台には作業を開始した方が良いですが、午後からしか無理な場合で遅くなってもよければ、それでもお受けできます。
*時間は基本的には人数が増えるほど遅くなりますので、その場合は、早めの開始、遅めの終了をご了承ください。刃物を使った作業になりますので、焦せらず急かさず体験できるようご協力ください。
*作業は人によって早い遅いがありますが、遅い人に合わせて進行しますので、ご了承ください。


【金額の内訳】
・農場利用料 1,500円・・・農場利用料は、鶏の解体をしない場合でも普段農体験に来られる方からいただいている金額です。

・食事代(昼食)カンパ 500円・・・飲食店ではないので、農産物の実費としていただいています。

・鶏代(1羽) 1,000円・・・通常、農場で出荷している値段と同じです。ブロイラーではなく、1年半たまごを産んでくれた鶏になりますので、お肉は硬いです。解体した鶏肉はお持ち帰りいただきますが、その場で試食したい場合は、上述と同じく、飲食店ではありませんので、各自の責任において調理・試食なさってください。一人で2羽捌きたい場合は2,000円です。

・指導料 1,000円・・・当農場では通常、年に2回に分けて100羽ずつ鶏を屠サツし、お肉にしています。限られた時間の中でたくさんの鶏を解体しなければなりませんので、スタッフ総出で朝から晩までやり続けます。当然その作業に一般の方に加わっていただく訳にはいきません。
ただ、それとは別に、鶏の屠サツ・解体を希望される一般の方もいらっしゃるので、通常の作業とは別にお受けしています。指導料というのは実質的には便宜的なもので、準備や片付けなど、100羽捌くのも3羽捌くのも同じだけかかりますので、その分ということになります。3名未満をお受けしていないのも同じ理由になります。見学のみの方からもいただきますのでご了承ください。


【農場主催の解体勉強会はありません】
当農場ではお問い合わせいただいた方のみ、解体体験を引き受けており、基本的に当農場主催での解体勉強会は開催していません。

会を主催する場合、「この体験を広く知ってもらいたい」「このメッセージを伝えたい」という動機があると思いますが、解体に関しては非常にナイーブであるため、こちらから積極的に広く知ってもらいたいかどうかのスタンスが定まりません。また、メッセージに関しても、私自身は自分の納得のいく答えを得ていますが、それは参加者自身が自分の体験の中から模索していくもので、私が導くものではありませんし、自分の考えを持っている人間が、まだそこに至っていない人をフォローする場合、意見誘導の危険性があります。かといって会を主催すれば何もしゃべらない訳にはいきません。
また、別の理由ですが、仕事として会を催す場合、「人を集めて収入を確保しなければならない」という動機が働き、それが鶏の屠サツに対しては不順だと感じていることも主催を妨げている要因です。

そうした理由で主催はしていませんが、自ら問い合わせてきてくださる方に関しては機会を提供しています。もちろんスタッフは、質問いただければ何でも答えますし、共に意見交換したり、しなかったり、その人それぞれに合わせて、楽しくまじめに解体体験できればよいと思っています。

# by kurashilabo | 2007-12-14 18:27 | 農場体験のおさそい

仮_c0177665_18134725.gif
仮_c0177665_18134705.gif
仮_c0177665_18134856.gif
仮_c0177665_18134719.gif


# by kurashilabo | 2001-06-22 18:13