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やさと農場がたまごの会として始まって以来ずっと支えてくださっている杉原せつさんは、大正生まれで、女性の映画監督がまだほとんどいなかった頃から映画の世界に携わってきました。時代を作ってきた方として、昔の農場のことのみならず、杉原さんのライフワークであった映画のお話も伺いました。

【会員さんインタビュー】 杉原せつさん_c0177665_11200789.jpg

【プロフィール】
お名前     杉原せつさん
住んでいる場所 東京
農場歴     45年(たまごの会開始以来)
好きな物    おいしいもの


Q. 杉原さんは映画の監督などをされていたそうですね。どうして映画を撮ろうと思ったんですか?

A. 23、4歳のときだったかな。わたしがブラブラしていたときに、日本映画社に勤めていた友達のお父さんから声をかけられました。「せっちゃんブラブラしているのはもったいないよ、制作の募集をしているから応じてみないか」って。私は冗談じゃない、映画は観るばかりで作るなんてとんでもない、だいたい映画をつくるところに女の人なんていないじゃないかと言ったんです。そうしたら「女の人がいないんだからせっちゃん応募してみなよ」と返されました。それで受けてみたんです。
筆記試験の次が面接で、絣の白い着物に博多の赤い帯と、自分で作った帯留めで入って行きましたらね、審査の人たちがびっくりしてました。こっちはどうせ女性だから落とされるだろうと平然としていて、いろいろ聞かれたのに適当に答えてたんですけど・・・それで受かっちゃった。
映画の仕事を覚えるのは大変でした。一人前になるまでは十年以上かかりました。ともかく教えてもらうなんてことはない。先輩からしてみればいちいち教えてたら自分の仕事ができませんからね。映写機にフィルムを巻き付ける方法とか、現像したフィルムを井戸水で洗うのとか、ほうぼうどこへ行っても難しいことばかりでした。
そんなことですから最初の3、4年は、もうこんな仕事は向かない、明日辞めようか今日辞めようかとそんなことばかり考えていました。でもせっかく紹介してもらった仕事を辞めるのはどうかと思ってましたし、それに私が辞めちゃったら女の人が誰もいなくなっちゃうでしょう。女の人がいない世界なんてどこにありますか。映画は歌舞伎とは違う、新しいことをやっているところなんだから、女の人がいないなんてのはおかしい、私が頑張らなくちゃダメだと思いました。それでようやく決心がついて、ずっと続けていきました。
腹が座るまでは「おい杉原!」なんて言われても何も言い返せなかったですよ、向こうは先輩ですから。決心がついてからは「何よう!」なんて返していました。それから、自分が強くなってみると男の人は見ていて面白いですね。まあー、だらしない!私ははじめニュース部にいたんですけどニュース部の男の人ってのはだいたいだらしない。ドキュメンタリーのほうには優秀な男の人がいっぱいいましたけど。私がニュース部のあとに短編映画の助監督になった頃に、ニュース部ではたくさんの人が辞めさせられたんですよ。アメリカのレッドパージで、アカは辞めさせろって。みんな共産党員でしたから。それでもう男の人はできることがない。生まれたての赤ちゃん背負って家にいるの。女の人は仕事なくなってもできることはたくさんあるでしょう。

Q. たまごの会の最初の頃の話を聞かせていただけますか?

A. 私は農場開きのときには映画の監督の仕事があって出席できなくて本当の一番最初って見てません。一か月ぐらい経ったころにようやく、松川さんと一緒にやってきました。そのころは農場はまだ今のようにはできてませんでした。松林を伐るところから始まりましたからね。土地を平らにして、松の根っこを取るのがもう大変でした。豚小屋も鶏舎も、柵だけで屋根がなくて、まだ粗末なものでしたね。『不安な質問』はもう観ましたか。あれを見ればたまごの会がどんなだったかが分かります。
そのあとの分裂のときが大変でした。あれは農場をどうやってつくっていくのかという問題でした。そうして主だった人たちが出て行ったんですけど、私たちはいったいどっちについて行けばいいのやら。やっぱり農場は続けていかなきゃいけないということで、私は農場に残った人たちのほうへついていったんです。
昔からのスタッフで今いるのは鈴木文樹さんだけですね。文樹さんはちょうどその分裂騒動のときにスタッフになったんですよ。分裂の集会のときにわたしのそばに来て「杉原さん、僕は今日ね、入会しようと思うんだ」って。入会しようったって、これから会を散会しようって言ってんのに。それでも「僕は僕なりの考え方でやっていこうと思うんだ」って言うから「じゃあお入んなさい」って、それでスタッフになったんですね。
前の分裂したときのたまごの会と今は全然違いますね。スタッフも新しい人ばかりで。わたしなんか古い人間は行ってもやることできないですよ、もう体も動かないから。昔はよくはたらいたんですよ。映画の仕事をして、農場に行ったらまた農場の仕事をして、もう体くたくたになってそれでもやってのけたんだから。若いってすごいもんですよ。

Q. 好きなものをみなさんに伺っています。杉原さんの好きなものは何ですか?やっぱり映画?

A. 映画は今はわたしの世界からは離れちゃってます。だから映画は観ません。好きなものといえばやっぱり美味しいお料理。わたしなんかは昔の人間ですから今のものは嫌ですね。子どものときに住んでいた東京の家の近くに魚河岸があってそこに新鮮なのがサクで置いてあって、それを食べたのを覚えています。ともかく良いものを食べて育ちました。だから(脚を骨折して)荻窪病院に入ったときに何が嫌だったって、食べ物が嫌でした。病人は良いもの食べなきゃいけないのにね。病院側は患者に良いと思って出してる食べ物なわけですけど、それを拒否して食べなくてもリハビリの成績はどんどん上がっていくでしょう。病院は不思議な人間だと思っていたんじゃないですか。ここ(老人ホーム)では週に3回ぐらい餅菓子が出て、それは本当の餡子を使っていて美味しいです。
昔のものが続いて良いものがいっぱいできます。農場では田んぼなんかも昔のような作り方でやっているでしょう。今は何でも機械化。機械化したほうが良いものと良くないものがあるわけですけど、そういうものを見分けることも全然できないで、ただたくさん作れば良いという考えでもって、人の手が簡単になって機械が全部働いてくれると思っているんでしょうけど、できたものはやっぱり人の手が作ったものと機械が作ったものは全然違う。そういう違いがわかる人がいなくなっているのも事実ですね。
これからの世界は若い方が作っていくものですから、若い方が自由にどんどん変えていったら良いんじゃないでしょうか。ただその変わり方が良い方へ変わっていってくれたら良いなと思います。まあ自分で思うようには世の中いかないですから、よっぽど意志の強い人でないとね。たまごの会の人たちなんか本当に意志が強かったです。みんな頑固一徹で。だからここまで続いたんだと思います。
たまごの会の何%かを文樹さんが受け継いで、さらに若い人たちが共感して入ってきて、だからあそこは良いものが続いているんだなと思います。


# by kurashilabo | 2020-07-27 11:40 | 週報からの抜粋

【イバの雑感スペシャル】2020/07/25 週報より

「僕はこれからもうんざりする道を自ら選び続けることになる」

▼コロナが第2波と呼ぶべき状況になっている。世の中では、「検査数が増えているから大丈夫」という意見がある。確かに、何人を検査したのかの“分母”を見ないと、分子である検査陽性者数(以下:陽性者数と略)だけ見ていては正確な事は言えない。第1波で最大だったのは、4/10の708人。この時の検査数は8365人なので、割合で言うと8.5%。一方、翌々日、4/12では陽性者数だけ見ると571人と、波を超えたような印象があるが、分母が4445人なので12.8%となり、実際には4/10よりも悪い。陽性者数の数字だけを追うとミスリードしてしまうのは確かだ。(数値の出典は東洋経済オンラインより)
▼それで言うと、直近では、7/17が588人、7/18が655人、7/19が501人と、人数は多いが、検査数が1.5倍程度増えているため、それぞれ、4.4%、5.9%、8.2%と第1波よりもインパクトが小さい。しかし、そうは言っても陽性者が増えているという事実には変わりなく、また政府が第1波の時のように緊急事態宣言を出すなどの対応をしていない現在、この数字が膨れ上がるのは必須である。
▼今の政府の無能さは前にも書いたが、ことコロナに限っていっても、一斉休校問題、マスク問題、GoToキャンペーン問題、その他諸々、上げればきりがなく、今更何も期待することはないが、そうは言っても「一体あんたら何やってんだ!?」と怒りたくはなる。
▼それはさておき今、世の中に多く流れているムードは、おそらくこういうものではないか。
①思ったより重症化率・死亡率が低いよね
②それなら経済を回していこう(自殺の問題も大きい)
③自粛も何が正解か分からない状況もうんざり
これらは第1波の経験から分かった(思った)ことでもあるだろう。
①②に関して、東洋経済オンライン(7/17)『新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ』で、 国際医療福祉大学大学院教授の高橋泰は、
「・新型コロナウイルスは、初期から中盤までは、暴露力(体内に入り込む力)は強いが、伝染力と毒性は弱く、かかっても多くの場合は無症状か風邪の症状程度で終わるおとなしいウイルスである。しかし、1万~2.5万人に1人程度という非常に低い確率ではあるが、サイトカイン・ストームや血栓形成という状況を引き起こし、肺を中心に多臓器の重篤な障害により、高齢者を中心に罹患者を死に至らせてしまう。
・日本ではこれまでのところ、人口10万人に対し0.8人が亡くなっている。われわれは自然免疫の存在を重視しており、それを前提としたシミュレーションでは、新型コロナウイルスが現状の性格を維持する限り、どんなに広がっても10万人中3人以上、つまり全国で3800人以上死ぬことはなさそうだというのが、結論の一つだ。
・人口10万人に対して16人、全国で2万人強が自殺で亡くなっている。過去に景気が悪化したときは3万人を超えて10万人当たり24人になった。そうであれば、10万人対比で見て、新型コロナによって2人亡くなるのを防ぐために、景気悪化で8人の死者を増やすのかということになる。対策のメリットとデメリットのバランスを考えないといけないのではないか。
・30歳未満では重症化リスクは限りなくゼロに近い。30~59歳も通常の経済活動を行ってよいはずだ。罹患した場合は症状に応じて自宅待機などを行い、集団発生すれば職場の閉鎖をすればよい。70歳以上の高齢者は流行している間は隔離的な生活を維持せざるをえないだろう。何度も言うが、感染リスクはある。しかし、2%未満の重症化リスクを減らせばいい。」(大幅に省略)(*下線は最後にコメント)
と述べており、重症化率が低い理由と経済を回していく重要性を説いている。
▼③(自粛はうんざり)に関しては、僕自身も全く同感だ。農場で人の受け入れを出来ないことの欠乏感は大きい。となれば、高橋教授の言うように、そして世の中の雰囲気と同じように社会活動を再開していけば良いのだろうか。
▼そもそも、コロナに対する危惧・警戒心の根拠となったものはなんだったかを改めて思い出してみると、
㋑ワクチン、治療薬がない
㋺病院が逼迫すると大変なことになる

㋩重症化・死亡するリスクが高いかもしれない
だったのではないかと思う。
▼最後の㋩に関しては上述の高橋教授の意見をひとまず参考にしてみるとして、㋑については、TBSラジオsession22 (7/13)医師・峰宗太郎氏の意見では、「薬やワクチンというのは淡々と開発が進んでいる状況。薬については、今のところある程度効果があるものとしてレムデシビルがある。デキサメタゾンを使うと重症の方の予後の改善がみられるということが分かってきている。」ということで、つまりはまだ決定的な治療薬やワクチンが開発されている状況にはない。
㋺に関しては、東京都が7/22に開いたモニタリング会議において、「とても逼迫していないなどとは申し上げられない」「医療関係者をはじめ様々な人の苦労で何とか踏ん張っている状況」と杏林大病院の山口芳裕・高度救命救急センター長が述べたと、朝日新聞デジタル(7/22)が報じており、その危惧は今も続いている。
▼㋑と㋺がどちらかといえば悲観的な意見であるのに対して、高橋教授の㋩はどちらかといえば楽観的に思える。僕はただの一般ピープルなので、専門的なことは何も分からないが、今の勢いで陽性者が増え続けて、病院が全く対応できない状況になれば重傷者が増えるのではないかと思ったりもする。僕が勝手に便宜上、第1波と呼ぶ3/28-5/9の期間で陽性者数は14,500人であり、(亡くなられた方を数値で数えるのは非常に憚られるが)亡くなられる方はそれより20日程度時期が遅れて4/15-5/29で777人である。そして第2波の影響はこの後から出てくる。今の政府の無策で人が自由に動いて(8月にはお盆もある)、第1波よりも感染が広がっていけば、医療崩壊が起きるのではないか。そうなれば3800人などでは収まらないのではないか、と思ったりもする。
▼また、高橋教授自身が「新型コロナウイルスが現状の性格を維持する限り」と述べているように、恐ろしいのは変異することだろう。極端な話、コロナが仮にマーズのような致死率の高いウィルスになると思うとさすがに恐ろしい。もちろん、変異しない可能性は十分あるし、してもいない変異の話をしても笑われてしまうだけだが。
▼コロナをどう捉え、どう考えればよいのか。以前にも週報で書いた五箇公一氏は、朝日新聞デジタル7/11の記事『生態学者 コロナとの共生、異を唱える訳は』で、
「・新型コロナは知識が追いつかない間に、世界に広がってしまった。感染しても発症しない人が大勢いて、人間社会に残っていれば、高齢者や持病のある人は重篤化する危険にずっとさらされ続けなければならない。インフルエンザなどに比べて圧倒的にコントロールできていないので、排除という作戦を取らざるを得ない。
・最近は『ウィズコロナ』『コロナとの共生』と言うが、経済活動を復活させるため、やむを得ず言っているにすぎない。気にせず普段通りやりましょう、というムードでは困る。
・生きものが身近にいっぱいいるのは、人間にとって必ずしもいいことではありません。食料をとるものも、病気を起こすものもいる。少なくとも家や街の中からは、排除して生きている。自分のすみかを守る意味で、生物学的には当然の反応です。
・たとえコロナに勝っても、開発や破壊をベースとする経済の構造を変えないと、もっとすごい病原菌やウィルスが出てくる恐れがある。いまある資源をいかに循環させて共有していくか、人間社会の変容やパラダイム転換こそが本当の課題です。」(大幅に省略)と述べている。
▼僕は、基本的に五箇氏の意見に近い。ただ、五箇氏の主張は短期的な対応について言っている訳ではなく、対策にも時間がかかる。短期的には高橋教授の言うように過剰な引き締めは必要ないという精神的な余裕を持ちながら、もう一方で、未知のウィルスであり、今現在も今後の動きにも注意し、経済活動・社会生活を行っていく、というのがとりあえず僕が思うところだ。ということはつまり、はっきりしたことは言えず、それ故これからもこのうんざりする道を選び続けなければならない、ということになる。
※下線は僕がつけたもの。「集団感染すれば職場の閉鎖をすれば良い。」は社会の対策としては正しいが、現場で働く身としては、そう簡単に言わないで欲しい、というのもある。


# by kurashilabo | 2020-07-26 14:38 | 週報からの抜粋

2020.7.10

コロナの感染者が日々増減しており、宿泊の受け入れやイベントの開催などをどうするかは、私たち暮らしの実験室(以下、「農場」)だけでなく、様々な人や場所で難しい判断が迫られている状況にあると思います。国や県でも「緊急事態」や「○○アラート」、「ステージ」など、基準が設けられ国民、県民への行動要請、注意喚起が行われています。

ただ、国は基準を明確に示しておらず、県は複雑な指標で判断を行うため、どうしても自分たちの手の届かない判断に振り回されることになります。どういう状況であれば受け入れ出来るのか/出来ないのか。専門家ですら正解が分からない中で、正直、思考を止めて、「もう何でもいいから誰か決めて」という気持ちにもなりそうですが、自分たちで判断できて、納得できる基準を作ることにしました。


農場独自の「5都県指標」を見て判断する

来場者の感染の可能性を見るには、来場者の市町村の感染者数を参照するのが確率的には最も妥当です。しかし、それは人口密度の高い都市部からは来場が難しくなることを意味します。農場の感染リスクを減らすには、それは妥当な判断ですが、「農場は都市の衛星農場」(都市あっての農場)という性質を鑑みると、都市と農場を切り分けて考えることは、私たちの考えには反します。

農場にとって大事なことは、野菜や卵などの農産物を作り育て、それを必要としている会員に届けることですが、それと同じくらい大事なことは農場という場を必要としている人に利用してもらうことです。今回のコロナ禍で全てのイベントを停止したことで、その重要性を改めて感じました。いわゆる「withコロナ」が今後1年以上続く可能性があることも考えると、感染を防ぐための取り組みは強化しながらも、可能な限り人の受け入れをできる基準を作りたいと考えました。

そこで、農場がある茨城県に東京都や神奈川県などの都市圏を含めた「5都県」(「首都圏」から群馬、栃木、山梨の一部を抜いた地域)という枠組みを作り、この圏における感染者数で判断することにしました。


「宿泊」の基準は、日本全体で1日300人以下の状態

国の緊急事態宣言の非公式な基準の一つに、「人口10万人当たり週0.5人」があります。他にも増加率や経路不明者数割合などいくつかの指標を総合して判断することとありますが、それら全てを独自に運用することは難しいため、「人口10万人当たり週0.5人」を参考に受け入れの基準を作りました。

また、「人口10万人当たり週0.5人」は分かりづらいので、「人口100万人当たり1日0.7人」に変換。この数字を100倍すると、おおよその日本全体の感染者数になります。0.7だと70/日。3だと300/日、5だと500/日という具合です。初めて使う数値指標なので、分かりにくい方はこの「日本全体での参考値」でイメージしていただけると良いと思います。

農場では、その数値が

「3」未満であれば、全ての受け入れを行う。

「3以上」では、宿泊は受け入れない。

「4以上」では、イベントを実施しない。

「5」以上になると、全て行わない。

と決めました。以下の表をご参照ください。


*日帰り利用は、見学、農体験を含む。

*「4」以上では、日帰り利用は建物外のみで行います。

7/10時点での指標は「4.50」です。


運用方法

日々変わる日ごとの感染者数では、突発的に増えたり減ったりする現象に対応しきれないため、「直近5日間の平均値」で判断します。


5都県指標の利点

6/30の東京都は感染者数57人で、この指標では「4」となり、宿泊出来ないレベルになりますが、5都県指標では「2.1」になり、可能になります。

都内に住んでいる人は、都内に住みながら経済活動も行いつつ、感染しないように注意深く生活をしていることと思います。極端に感染者が増えている時は別にして、結局、どのような状況でも自分たちが実際に出来る事は変わりません。一定の距離を取り、必要に応じてマスクをつけることや、飲食店などであれば、ご飯の提供の仕方や食べ方を工夫して対応していくなどです。困難な状況でも知恵と工夫で自分たちらしい生き方を模索する。それが「with」ということではないかと思います。


5都県指標の欠点とその補完

上の例からも、この指標の利点は、都内で感染者が多い時でも、5都県にするとことで低めに均一化できることです。しかし、それでも受け入れが出来ない「5」以上に達した時に、都内以外の感染者が少ない地域の人も受け入れ出来ない、という問題が発生します。

その場合は、柔軟に該当地域の感染者数を見て対応したいと思います。「都内で5以上でも茨城県が0.3なら茨城県民は受け入れ出来る」などです。


5都県指標と国の指示・要請

5都県指標で受け入れ可能な状況でも、国や県などが移動制限や緊急事態宣言などを出した場合は、そちらも参照することはあります。

5都県指標はあくまで農場の思想に基づいた指標であり、万能な指標ではありません。また出来立てほやほやの基準であるため、運用していく上で不備が感じられる場合は、大胆に変更を加えることもあると思います。どうぞご理解ください。


# by kurashilabo | 2020-07-11 10:49 | お知らせ(告知)

農場の来場希望者の皆様へのお願い

1)発熱、体調不良の場合は来場をお控えください

2)室内に入ったら、まずは手洗

3)マスクをご持参ください


感染者を出さないために農場で気を付けていること

<農場スタッフとその家族、研修生一人一人>

〇外出時のマスク着用、こまめな手洗い

〇発熱や咳など、体調が悪いときは休む

〇健康的な生活を送るよう心掛ける


<農場として>

〇受入れのためのガイドライン設定する

〇随時、感染状況など情報収集

〇意識と知識の向上のための勉強会実施



農場におけるリスク

農場に来場希望者へのお願い(コロナ感染予防対策として)_c0177665_14274761.jpg




# by kurashilabo | 2020-07-09 14:07 | お知らせ(告知)

動物

動物_c0177665_11102417.jpgトマト♂ (2020年6月永眠)

元ミニチュアダックスフント。農場を自由に走り回っているため筋肉隆々でまもなく規格外へ。クレバーで自分の立ち回りをしっかり認識している。女性のお客さんにはこの上ない愛嬌をふりまき、見知らぬ中年男性にはこの上ない勢いで吠え掛かる。接客係りと番犬を兼任する農場の愛すべき存在です。



動物_c0177665_11103232.jpgシロ♂ (2019年山梨に引っ越し)

野犬時代に近所の女史が「このままだと保健所いきで可愛そう」と農場に連れてきた。幾度の脱走を繰り返したが、鈴木氏の深い愛情を受け、今はすっかり農場犬になった。しかしそれでも三度の飯より散歩好き。そのためトマトによく餌を横取りされている。




動物_c0177665_1111899.jpg■コユキ♀(左)

子ヤギ時代の写真ですが、今も自由に農場内を暮らしています。



動物_c0177665_11112925.jpg■ババ♀ (2019年山梨に引っ越し)

人見知りで、ほとんど目にすることが出来ない黒猫。人だけではなく他の動物とも一線をひいている。トマトには見つかると吠えられ、ネムには喧嘩を売られ、なおきちには餌を勝手に食べられているある意味では可愛そうな立場である。そんなババを見つけたあなたはラッキー♪



動物_c0177665_11115656.jpg■ネム♀(2015年永眠)

茶トラの典型的なツンデレ猫。合歓木(ネムノキ)の花が咲く頃にやってきたのでネム。眠いからではありません。背中をかかれると気持ち良くなってペロペロしだす。



動物_c0177665_9184537.jpg■なおきち♂(2020年3月永眠)

甘えん坊でされるがままのオス猫。



動物_c0177665_173085.jpg■たまこ♀

農場にある日ふらりとやってきたメスのガリガリの野良猫が、人間にしっかり取り入って、気が付けば妊娠。そして生まれた子を一匹、スタッフが飼うことにしました。なかなかの美猫です。





# by kurashilabo | 2020-07-01 00:00 |  L 農場の住人

新型コロナウィルスの国内感染が広がる中、農場では、スタッフの健康は元より、会員に安心して野菜や卵、お肉を届け続けていくことを大切にしているために、どのように暮らし、運営していくか、話し合いを続けてきました。


そして、今後しばらくの間、社会的状況を鑑みながら、茨城県が発表するステージと首都圏の感染状況に合わせて、農体験の受け入れ、見学者の対応を変更します。あわせてイベント開催なども検討していく予定です。


茨城版コロナNextの対策Stageは、7月3日(金曜日)から『Stage2』に強化されました。

https://www.pref.ibaraki.jp/1saigai/2019-ncov/200703_kaitei.html#stage2



茨城版コロナNextの対策Stageは、6月8日(月曜日)から『Stage1』に緩和されました。

(茨城版コロナNext  https://www.pref.ibaraki.jp/1saigai/2019-ncov/index.html



訪問者への対応 ステージ1の場合

ステージ1においては、表の下の注意事項を前提に、農体験の受入れ、イベントなど開催していく予定です。ステージが変わった際には受入れ対応も変更となります。
コロナ対策のガイドラインを設定しました 7/7更新_c0177665_11372452.png

農場の来場希望者の皆様へのお願い

1)発熱、体調不良の場合は来場をお控えください

2)室内に入ったら、まずは手洗

3)マスクをご持参ください


感染者を出さないために農場で気を付けていること

<農場スタッフとその家族、研修生一人一人>

〇外出時のマスク着用、こまめな手洗い

〇発熱や咳など、体調が悪いときは休む

〇健康的な生活を送るよう心掛ける


<農場として>

〇受入れのためのガイドライン設定する

〇随時、感染状況など情報収集

〇意識と知識の向上のための勉強会実施



農場におけるリスク

コロナ対策のガイドラインを設定しました 7/7更新_c0177665_14274761.jpg






# by kurashilabo | 2020-06-20 14:53 | お知らせ(告知)

 農場を含め田舎にいるとコロナの実際の影響は大したことはないが、それでも日に日に伝わるニュース、変わる状況を見ていると自分の意識レベルも常に更新されているように思う。
 農場では学校の休校騒ぎが出た後の3月7日に経済救済受付と農場開放を発信した。(※FB参照)農場開放では以前にお伝えしたように何組かの親子が訪れて農場を楽しんでいった。しばらくすれば新学期で(再び休校になる可能性も大いにある)、農場で当初予定していた農場開放の期間も終わる。これからのことについて、今自分としては、当面は基本的に都内からの人の受け入れは控えた方が良いのではないかと考えている。

 農場にとって一番大事なこと、避けなければいけないことは農場スタッフが感染することだ。スタッフが一人でも感染すると、他の全スタッフも自宅謹慎になる。農場=自宅のいぇじんさんと羽田君は(自分が感染者自身でなければ)作業できるかもしれないが、僕や舟田君が自宅謹慎になってしまうと農場の生産活動はどうにも立ち行かなくなる。もちろん影響は生産活動だけでない。そう考えると、今都内から人を受け入れることにはかなり慎重にならなければならない。そしてその上で大事なことは、会員の生活を守ることだ。

 田舎(茨城県)にいると割とのんびりした空気を感じる。田舎は人口密度が低いし、そもそもイベント事などは少ない。畑も自分でやっていれば食料に困ることもない。そんな結果?危機意識がそこまで醸成されず?ロードサイドの飲食店にはよく客が入っている。
 しかし、都内はとんでもないことになっている(なっていく)のではないかと思う。仕事がなくなる人が続出するのではないかと。会社は普通、ほんの数ヶ月のキャッシュしか持っていない。つまり事業が止まればすぐ潰れるということだ。自分自身は田舎や農場のある種の恩恵を受けている訳だが、都市の衛星農場のスタッフとしては、こうした都会の現状を支えていかないと思う。

 当初に出した「経済救済受付」は基本的にそうした考えに基づいて出したもので、内容は「困っている人は割引するので申し出てください」というものだったが、それに加えて「滞納申告受付」も行いたい。こうしたことは、実際のところ、田舎にいる我々よりも会員さんそれぞれから意見をいただいた方が制度を作りやすい。ぜひ遠慮せずに、自分の状況をお伝えください。
イバコラム 2020年4月3日週報より_c0177665_12154003.jpg

# by kurashilabo | 2020-04-09 12:18 | 週報からの抜粋

今年のオープンファーム中止のお知らせ

ゴールデンウィークの5月2日と3日に開催を予定していた、オープンファームですが、新型コロナウィルスの拡大が続く中、収束のめどが立っておらず、やむを得ず中止することにしました。

新緑がまばゆい一年で一番美しい八郷に皆さんをお招きして、農場を楽しんでもらう大切な企画を開催できないことがとても残念です。事態が収束したあとに、安心して笑顔でお目にかかれることを願っております。

どうか皆さん自身と、大切な方たちが無事でありますように。

オープンファーム中止のお知らせ_c0177665_14035000.jpg

# by kurashilabo | 2020-04-05 14:04 | お知らせ(告知)

▶︎この春から新たな企画を始めます!

その名も「農的暮らしのワークショップ」

色んなイベントをやってきた実験室ですが、一周まわって、僕らが一番できることってやっぱり、野菜とか米とか動物とか、食べ物を育ててそれを食べることだなと思いました。

「農的な暮らしに触れたい」
「野菜の育て方を覚えたい」
「土に触れたい」

そんな気持ちがある人に参加してもらえたらと思います。


▶︎この企画を作ったのにはこんな訳

去年、農場に、「畑をやりたいんだけど、何からどうしたらいいのか」という人がたくさん来てくれたのです。

それなら農場の作業を一緒にやりながらやり方を覚えてもらえたらいいなと。

そして、同じやるなら、年間を通して畑や田んぼとの関わり方が理解できるような内容にしたほいが楽しいなとか、

時折座学なんかも入れて、俯瞰した視点も得られるようにしたいなとか、

色んなアイデアを入れてやってみたいなと思ったのです。


▶︎内容は、まず米と豆の基本は抑え、野菜はより収穫が楽しめる春夏作を中心に行います。

加工品は少し挑戦して醤油造りにトライ。冬の時間がある時期に動物タンパク質の視点から鶏の屠畜にも挑戦します。

本当はもっともっとやりたいことがあるのですが、1年目だしあまり無理せず、じっくりやれる範囲でやろうと思っています。


▶︎この企画は、講座や学校ではなくワークショップと名付けました。

スタッフが個々に1から丁寧に教えることはできませんが、共に作業しながら、自分の体を動かすなかで、学びを得てもらいたいと思っています。
(もちろん知りたいこと、疑問、質問には答えられる限り答えます!)

暮らしの実験室は、こうした農的な暮らしに関心ある人たちのコミュニティーでありたいと思っています。

みんなで集ってワイワイお喋りしながらする野良仕事は楽しいものです。

ぜひ一緒に実り豊かな一年を送りましょう!


★2020年3月14日(土)スタート

▽日程と内容
3月14日(土)  ①春の種まき 温床づくりと堆肥
4月29日(水祝) ②野菜苗の定植
6月6日(土)    ③田植え(開拓地)
7月4日(土)    ④大豆の種まき+醤油仕込み+α
8月未定     ⑤野菜の収穫&持ち帰り
10月上旬     ⑥稲刈り               
11月下旬   ⑦麦播き/大豆収穫(後半)
12月    ⑧鶏トサツ

▽枠組み
土曜日の11:00~16:00 を基本にする 
※作業内容は天候によって変更になることがあります。
※季節によって時間を調整することもあります。
※希望者は宿泊 翌日作業可
※希望者には畑も貸すことが可能です。広さは要相談。

▽参加費(各回) 
 会員  1,000円(昼食含む)
 非会員 3,000円(昼食含む)
 ※小学生以下無料

▽会員とは?
暮らしの実験室は農家や農業法人ではなく、会員によって運営されている場所です。農場で働くスタッフと農場利用者個々人の積極的な参加を土台にした民主的で開かれた農場です。(年会費12,000円 入会希望者はお気軽にお問合せください)※お野菜セットの定期購入者は会費が含まれています。

▽申し込み方法
以下のフォームからお申込みください

もしくは、以下の項目をメールにてお知らせください。
kurashilabo@gmail.com

名前、同行者(お子様の年齢)、メール、電話、居住地
来場方法、参加日(後日変更しても構いません)



# by kurashilabo | 2020-02-16 09:46 | お知らせ(告知)

※2020年の研修生の募集は終了しています。

暮らしの実験室やさと農場では、有機農業や循環型の暮らし、共同生活、半農半Xなどに関心があり、自給的な暮らしの経験や実践を積みたいという人を受け入れています。

農場で行っている野菜の栽培、豚や鶏の世話、耕作放棄地での稲作などを、各担当スタッフと共に作業して自主的に学びます。

技術の習得はもちろんのこと、イベントの作り方や、農場の運営方法、自給的暮らしのヒント、加工品作り、工具の使い方やDIY、樹木の剪定など、それぞれのスタッフが持っている技術や思想も学ぶことが出来ます。

田舎移住や地域おこし活動を考えている人や、今の暮らしを見つめなおす機会を求めている人、うっかり会社を辞めて行き場に困っている人など、様々な人にこの農場を使っていただけたらと思っています。興味をもたれた方はお気軽にお問い合わせください。


<期間>

1年間 (2020年1月以降随時)

※期間は相談に応じます。短縮・延長も可能。
※正式受け入れの前にお試し滞在をしていただきます。



<募集人数>  

1~2名


<条件>

ⅰ)スタッフやその家族との共同生活ができること(住み込みの場合)
ⅱ)性別、国籍、農業経験は問いません
ⅲ)成人(18歳以上)であること 
ⅳ)農場の作業に週4日以上参加すること(週に何日作業するかは、研修開始前にご相談の上、ご自身で決めて下さい)

 ※未成年者は保護者の同意を得たうえでご相談ください。
 ※犬や猫と同居しています。動物が苦手な方はご遠慮ください。


<待遇>

・住み込み可

・部屋代や光熱費、食費など、滞在に関わる費用はかかりません
・週に6日作業する場合は月2万円の生活手当が支給されます。
・傷害保険に加入します
・部屋は相部屋になることもあります
・農閑期は相談の上連休も可能です
・作業時間は季節によって変わります。詳細はお問合せください。


<応募方法>

まずはメールかお電話でご連絡ください。折り返し、応募シートを送らせていただきます。
1週間程度のお試し滞在をしていただいた後、正式な受入を決定いたします。
1週間滞在することが難しい方はご相談ください。


■連絡先  E-mail:kurashilabo@gmail.com
     TEL :0299-43-6769  担当:姜(かん)

【募集】2020年度の研修生は決まりました(4月1日)_c0177665_09351326.jpg


# by kurashilabo | 2020-02-01 09:34 | お知らせ(告知)