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organicfarm暮らしの実験室の考えていること

organic farm暮らしの実験室は1974年に都市住民と農を志す青年たちと組み茨城県の八郷に農場を建て、無農薬・有機栽培で小規模有畜複合農業を実践してきた「たまごの会」から、その意思と農場を引き継ぎ新しく第2ステージを踏み出そうと形作られてきました。

私たちは農というものを意識的にも空間的にもあらゆるところに創出していきたいと願っております。自然と人、家畜と人、人と人が対等に向き合う空間。そのような場所を私たちはどんどん端の方へ追いやって来ました.しかし、私たちは深いところでそのような空間への欲望を確かに持っています。その欲望はひたすら消費を繰り返す現代社会の生活によって、かき立てられ「農」という言葉をよく聞くようにもなりました。その欲望が新しい消費を生みだし、リアルな「農」を食い尽くしてしまうのではないかという危惧さえ感じる時があります。

私たちは「農」という空間、とりわけ「Farm」という空間をあらゆる形態で拡げていこうと「やさと農場」を拠点に活動をしています。ご興味のある方はどうぞご来場ください。

■活動ビジョン

「いたるところにfarmを. いたるところをfarmに.」

farm。それは豊かな食卓の拠りどころ。
farm。それは豚や鶏、犬や猫、米や大根と共に生きる庭。
farm。それは野性のうずく、不思議の場所。
farm。それは人と生き物、人と人、都市と田舎の新たな出会い。
farm。それは自由と自立。私たちの生き方。

都市の暮らしにこそFarmを!
暮らしは与えられるものではなく、 協同し、自分の頭と体を使って能動的に作り出していくもの。豚や鶏や大根と共に、もう一つの欲望、もう一つの人生、もう一つの風景、もう一つの街をデザインしていこう。
by kurashilabo | 2008-01-01 00:00 | プロフィール