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改修への道⑫ ~天井裏の整備・暑さ対策(前編)~


農場には唯一、「天井裏」がある場所がある。
それは3間4軒(さんげんよんげん、あるいは3×4)と呼ばれる板の間の天井の上。
天井に石膏ボードが張ってあり、その上に梁や柱が通っている。
ちなみに他の場所は屋根の形のままに天井がある。天井の裏がダイレクトに屋根。(なので夏場は非常に暑い。)

そしてこの3間4軒の天井裏、そもそも3間4軒から天井へ伸びるはしごがあり、その先は板張りで上から閉じられており「空間があるには違いないが、入れない」謎の空間として長年存在していた。また、外から見ると、屋根伝いにしか行けない妙な場所に扉っぽい形跡があった。
これは明らかに天井裏に入れるに違いないと、ある日やっちゃんが屋根に登り扉をこじ開けたら、あったのだ…確かに昔、人が寝泊まりしていた形跡が。

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まず、灰皿があった(笑)。
そして棚があり、コンセントが数カ所あり、電球のソケットが数個上からぶら下がっていて、天井が低い狭いスペースにベッドサイズの板が作り付けてあった。頑張れば4人くらいは寝れそうだ。
カーテンを下げていたと思われる紐があり、間仕切りに使っていたと思われる古い布があり、80年代の新聞も見つかった。
外から板で打ち付けられて閉じられているが、明らかに窓があったらしき形跡も2か所ある。
入った皆で興奮気味に「ここにこれが!」「こんなのもあった!」とまるで遺跡調査のよう(笑)。農場、オモシロい。
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こんな狭くて薄暗く、埃っぽい屋根裏になぜ?!と思うが、当時を知る人によれば「あの頃は人がたくさんいて寝泊りするところが本当に足りなくて、天井裏は”ようやく寝るところができた!”という感じだったんだよねえ」だそうだ。
そういえば鶏の作業小屋の奥に一世帯が住んでいたとか、母屋の8畳一間にも一世帯が住んでいたとか、地下室に住んでいたとか、今見るとびっくりするような場所が居住空間だったと聞くから、屋根裏もそうだったのだろう。でも夏は相当暑かっただろうと思う。

まあとにかくそんなわけで、天井裏も開いたことだし、「掃除して、うまくすれば夏場の暑さや冬の寒さ対策に断熱材も敷けるかもしれないね」ということで、誰でも参加OKの「整備DAY」に整えてみることになった。(つづく)

by kurashilabo | 2024-04-22 14:19 | 母屋改修プロジェクト(2023.11~)