2022年 04月 19日
来場者の感想 「偉大なるアマチュアリズム」
お世話になりました。大層居心地が良く、コレは真似しようとしてもなかなか出せないだろうなぁ。こう云う空間は貴重ですね。
40年継続され続けている、偉大なアマチュアリズムであるなと感じました。
その熱量、伝染性の源は何なのかな?と思うと同時に30年以上プロとしてこの仕事をし続けているぼくが、暮らしの実験室に共鳴するのは何故なんだろうと考えています。
暮らしや食を楽しまない、あるいは外部化することで省略する暮らしを肯定するのがプロだとして、それを肯定できないのがアマチュアならば、ぼくもアマチュアで良いなと。(笑)
繰り返し読む放牧関係の本で「草の牛乳」野原由香里著 農文協という本があるのですがその中に「どんな暮らしがしたいかは、どんな仕事がしたいのかと同じこと」という言葉があって、ぼくはずっとそれを考え続けているんです。
「農と農業は違う」というような話を本『場の力、人の力、農の力』の中で鈴木文樹さんが言われてましたね。
農は暮らしであり、農業はビジネスであるのなら、農を維持し続けながら、最低限必要な収入を確保できる仕組みを作ることが、継続させるために、絶対必要なのではないのかなと思った次第です。
過渡期を生きる我々が、このタイミングで出会えたことに感謝しています。
(稲敷市/畜産農家/上野さん)
by kurashilabo
| 2022-04-19 14:27
| レポート(報告)