2007年 12月 28日
台所の使い方(イベント・団体利用時)
農場で食事を作る方は事前にお読みいただけると当日スムーズです。
●みんながごはん作りにトライする
やさと農場の魅力は畑と台所がつながっているところだと思います。料理が得意な人もそうでない人も、ぜひ自分たちで収穫したお野菜を使って、ごはん作りにトライしてみてください。
・キッチンの適正人数は3~4名ですが、食堂全体を使ってみんなで作っていただくこともできます。
・1泊2日の場合、食事の機会は3~4回あるので、事前に料理当番を決めておくとスムーズです。
●メニューから食材を用意するのではなく、食材からメニューを考える
やさと農場では、無農薬で育てた旬のお野菜を使うことができます。採れたてのお野菜の美味しさたるや!ぜひ、このお野菜たちの美味しさを引き出したメニューを考えてみてください(無理に複雑な事をしなくても美味しいです)。仮に、「カレーが食べたい!」と決まっていても、夏カレー(ナスやトマト)と冬カレー(にんじんや大根)のように、中身を代えれば、その季節ならではのメニューになります。コロッケも、ジャガイモがなくてもサツマイモやカボチャで作る、など、発想の転換にトライしてみてください。
●お肉や卵は大切に使いたい
やさと農場では豚や鶏も育てています。豚は月に1~2頭をお肉にして会員さんに届けています。1頭のお肉を会員みんなで分けるので、好きな部位は選べません。農場の普段の食事やイベントでは、そこで余ったお肉をいただいています。生きている命を人の都合でいただいている訳ですから、大切に使いたいと考えています。
①お肉の使用は1人1食50gまでを目安に。それ以上使いたい場合は買い取りになります。
(販売価格:豚肉220円/g、挽肉450円/300g、ベーコン500円/g)
②買い取る場合でも、昼食BBQ、夕食ハンバーグのように、続けて肉がメインになる料理はご遠慮ください。
③ベーコンは在庫があれば1本(300g程度)は使っていただけます。
④お肉はない場合もあります。
⑤朝に卵取り体験をすることができます。
●購入する際のルール
農場でも全ての食材を賄っている訳ではないので、普段は食事当番が自分で必要な食材を購入しています。農場に常備してある調味料は、作り方にこだわったものです。よい調味料を使う事は、食材の味を引き立ててくれるだけでなく、私たちが考えるより良い社会を作る事に繋がっています。
何を買ってよくて、何を買ってはいけないか(下図参照)はグレーな部分もあり、全て明確にはできませんが、ニュアンスを汲み取ってください。逆にあまりストイックにやるのも辛いので、グレーも必要だと思っています。最近の悩みとしては、自給率が上がれば上がるほど豊かさ実感は増すものの、それには手間がかかる、という事です。たとえば小麦粉を自給していますが、製粉するのは大変で、自給程度ならできても、イベントで大量に必要になった際にも対応できるのか、など。その場合に、小麦粉を購入しても良いかどうかは非常にグレーです。
【農場に常備してある】
油、醤油、みりん、酢、酒、砂糖、塩、コショウ、味噌(自家製)、昆布、削り節、煮干、ごま油、ゴマ(自家製)、カレースパイス
【買っても良い】
納豆・豆腐・こんにゃく・きのこ類は国産に限る。チーズ、バター、牛乳、豆板醤、コチュジャン、オリーブオイル、パン粉、海苔、青海苔、わさび、からし、ひじき、きくらげ、くずきり。アレルギー対応で必要なものは要相談。
【買ってもまぁ良い】
魚、わかめ、生姜・ニンニクは農場にない場合、ナンプラー、ココナッツミルク、麺類、はちみつ、手作り漬物、練りゴマ、カレールー
【グレーゾーン】
オイスターソース、マヨネーズ、ケチャップ、ソース、ポン酢、ドレッシング類、焼肉のたれ、小麦粉、ちくわ、さつま揚げ、かにかま、シーチキン、紅生姜、シソなどの香味野菜
【ありえない】
野菜、ソーセージやベーコンなどの肉加工品、だしの素、スープの素、鍋の素、めんつゆ、ウェイパー、化調の漬物、惣菜、冷凍食品
*必要な食材は農場で購入しますので事前に相談してください。迷った場合も同じくご相談ください。
*「買ってもまぁ良い…麺類」の意味は、字の通り、「買ってもまぁ良いけど、あえて麺類のメニューにする必要ある?」というニュアンス。「流しソーメンだったらまぁ良いかな」など。
*ドリンク、アルコール類は各自で購入してきてください。お茶はあります。
●季節のお野菜一覧(必ずしもあるとは限りません。ご確認をお願いします)
【3月】冬野菜が無くなる時期
京芋、山芋、人参、ネギ、大根、ほうれん草、小松菜、カブ、
【4月】菜の花などが出る
里芋、山芋、葉玉ねぎ、わけぎ、あさつき、葉大根、アブラナ、ナバナ、山東菜
【5月】春野菜が出てくる
京芋、大根、葉玉ねぎ、レタス、サニーレタス、絹さや、ソラマメ、ほうれん草、春菊、小松菜、水菜、チンゲンサイ、にんにく
【6月】春野菜がなくなる
ジャガイモ、人参、玉ねぎ、赤玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、ソラマメ、絹さや、きゅうり、トマト、チンゲンサイ、ズッキーニ、にんにく
【7月~9月】夏野菜がメイン
ジャガイモ、玉ねぎ、かぼちゃ、ネギ、トマト、きゅうり、インゲン、ナス、ピーマン、ししとう、ゴーヤ、オクラ、モロヘイヤ、空芯菜、オカわかめ、セロリ、にんにく、(場合によってとうもろこし)
【10月】夏野菜がなくなる
ジャガイモ、里芋、サツマイモ、カボチャ、人参、ネギ、水菜、春菊、ちぢみ菜、コカブ
【11月~2月】冬野菜がメイン
ジャガイモ、里芋、サツマイモ、大根、人参、カボチャ、ネギ、ゴボウ、白菜、コカブ、ほうれん草、ターツァイ、アブラナ、生姜
(11月の一部/キャベツ、ブロッコリー、春菊)(年内まで/小松菜、チンゲンサイ、水菜)(年明けから徐々に野菜が減る)
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●みんながごはん作りにトライする
やさと農場の魅力は畑と台所がつながっているところだと思います。料理が得意な人もそうでない人も、ぜひ自分たちで収穫したお野菜を使って、ごはん作りにトライしてみてください。
・キッチンの適正人数は3~4名ですが、食堂全体を使ってみんなで作っていただくこともできます。
・1泊2日の場合、食事の機会は3~4回あるので、事前に料理当番を決めておくとスムーズです。
●メニューから食材を用意するのではなく、食材からメニューを考える
やさと農場では、無農薬で育てた旬のお野菜を使うことができます。採れたてのお野菜の美味しさたるや!ぜひ、このお野菜たちの美味しさを引き出したメニューを考えてみてください(無理に複雑な事をしなくても美味しいです)。仮に、「カレーが食べたい!」と決まっていても、夏カレー(ナスやトマト)と冬カレー(にんじんや大根)のように、中身を代えれば、その季節ならではのメニューになります。コロッケも、ジャガイモがなくてもサツマイモやカボチャで作る、など、発想の転換にトライしてみてください。
●お肉や卵は大切に使いたい
やさと農場では豚や鶏も育てています。豚は月に1~2頭をお肉にして会員さんに届けています。1頭のお肉を会員みんなで分けるので、好きな部位は選べません。農場の普段の食事やイベントでは、そこで余ったお肉をいただいています。生きている命を人の都合でいただいている訳ですから、大切に使いたいと考えています。
①お肉の使用は1人1食50gまでを目安に。それ以上使いたい場合は買い取りになります。
(販売価格:豚肉220円/g、挽肉450円/300g、ベーコン500円/g)
②買い取る場合でも、昼食BBQ、夕食ハンバーグのように、続けて肉がメインになる料理はご遠慮ください。
③ベーコンは在庫があれば1本(300g程度)は使っていただけます。
④お肉はない場合もあります。
⑤朝に卵取り体験をすることができます。
●購入する際のルール
農場でも全ての食材を賄っている訳ではないので、普段は食事当番が自分で必要な食材を購入しています。農場に常備してある調味料は、作り方にこだわったものです。よい調味料を使う事は、食材の味を引き立ててくれるだけでなく、私たちが考えるより良い社会を作る事に繋がっています。
何を買ってよくて、何を買ってはいけないか(下図参照)はグレーな部分もあり、全て明確にはできませんが、ニュアンスを汲み取ってください。逆にあまりストイックにやるのも辛いので、グレーも必要だと思っています。最近の悩みとしては、自給率が上がれば上がるほど豊かさ実感は増すものの、それには手間がかかる、という事です。たとえば小麦粉を自給していますが、製粉するのは大変で、自給程度ならできても、イベントで大量に必要になった際にも対応できるのか、など。その場合に、小麦粉を購入しても良いかどうかは非常にグレーです。
【農場に常備してある】
油、醤油、みりん、酢、酒、砂糖、塩、コショウ、味噌(自家製)、昆布、削り節、煮干、ごま油、ゴマ(自家製)、カレースパイス
【買っても良い】
納豆・豆腐・こんにゃく・きのこ類は国産に限る。チーズ、バター、牛乳、豆板醤、コチュジャン、オリーブオイル、パン粉、海苔、青海苔、わさび、からし、ひじき、きくらげ、くずきり。アレルギー対応で必要なものは要相談。
【買ってもまぁ良い】
魚、わかめ、生姜・ニンニクは農場にない場合、ナンプラー、ココナッツミルク、麺類、はちみつ、手作り漬物、練りゴマ、カレールー
【グレーゾーン】
オイスターソース、マヨネーズ、ケチャップ、ソース、ポン酢、ドレッシング類、焼肉のたれ、小麦粉、ちくわ、さつま揚げ、かにかま、シーチキン、紅生姜、シソなどの香味野菜
【ありえない】
野菜、ソーセージやベーコンなどの肉加工品、だしの素、スープの素、鍋の素、めんつゆ、ウェイパー、化調の漬物、惣菜、冷凍食品
*必要な食材は農場で購入しますので事前に相談してください。迷った場合も同じくご相談ください。
*「買ってもまぁ良い…麺類」の意味は、字の通り、「買ってもまぁ良いけど、あえて麺類のメニューにする必要ある?」というニュアンス。「流しソーメンだったらまぁ良いかな」など。
*ドリンク、アルコール類は各自で購入してきてください。お茶はあります。
●季節のお野菜一覧(必ずしもあるとは限りません。ご確認をお願いします)
【3月】冬野菜が無くなる時期
京芋、山芋、人参、ネギ、大根、ほうれん草、小松菜、カブ、
【4月】菜の花などが出る
里芋、山芋、葉玉ねぎ、わけぎ、あさつき、葉大根、アブラナ、ナバナ、山東菜
【5月】春野菜が出てくる
京芋、大根、葉玉ねぎ、レタス、サニーレタス、絹さや、ソラマメ、ほうれん草、春菊、小松菜、水菜、チンゲンサイ、にんにく
【6月】春野菜がなくなる
ジャガイモ、人参、玉ねぎ、赤玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、ソラマメ、絹さや、きゅうり、トマト、チンゲンサイ、ズッキーニ、にんにく
【7月~9月】夏野菜がメイン
ジャガイモ、玉ねぎ、かぼちゃ、ネギ、トマト、きゅうり、インゲン、ナス、ピーマン、ししとう、ゴーヤ、オクラ、モロヘイヤ、空芯菜、オカわかめ、セロリ、にんにく、(場合によってとうもろこし)
【10月】夏野菜がなくなる
ジャガイモ、里芋、サツマイモ、カボチャ、人参、ネギ、水菜、春菊、ちぢみ菜、コカブ
【11月~2月】冬野菜がメイン
ジャガイモ、里芋、サツマイモ、大根、人参、カボチャ、ネギ、ゴボウ、白菜、コカブ、ほうれん草、ターツァイ、アブラナ、生姜
(11月の一部/キャベツ、ブロッコリー、春菊)(年内まで/小松菜、チンゲンサイ、水菜)(年明けから徐々に野菜が減る)
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by kurashilabo
| 2007-12-28 18:24
| 農場体験のおさそい