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鶏の屠サツ・解体体験について

農場に鶏の屠サツ・解体体験のお問い合わせをいただくことがあるので、詳細を掲載します。


【受入れ人数と金額】
最低3人~で、1人1羽、計3羽以上~受付けており、1人4,000円です(内訳は別項)。
2人以下は作業の都合上受け付けておりません。ご了承ください。

一度に作業できるのは、施設の関係上4人までです。
それ以上多い場合は、2人で1羽を捌くなどして対応していただきます。
6人来て、4人は体験して、2人は見るだけ、なども可能です。
1人2羽以上やることも可能です。
事前にご相談ください。
*体験は常時可能ですが、作業の都合がありますので、いくつか日程の候補を出していただけると決めやすくなります。ご協力ください。


【時間】
11時~16時(3名の場合の目安)

*開始時間は体験者の都合によって合わせられますが、基本的には、午前中に屠サツ・毛抜き、昼食中に冷やし、午後から夕方まで解体作業になります。
*通常は11時台には作業を開始した方が良いですが、午後からしか無理な場合で遅くなってもよければ、それでもお受けできます。
*時間は基本的には人数が増えるほど遅くなりますので、その場合は、早めの開始、遅めの終了をご了承ください。刃物を使った作業になりますので、焦せらず急かさず体験できるようご協力ください。
*作業は人によって早い遅いがありますが、遅い人に合わせて進行しますので、ご了承ください。


【金額の内訳】
・農場利用料 1,500円・・・農場利用料は、鶏の解体をしない場合でも普段農体験に来られる方からいただいている金額です。

・食事代(昼食)カンパ 500円・・・飲食店ではないので、農産物の実費としていただいています。

・鶏代(1羽) 1,000円・・・通常、農場で出荷している値段と同じです。ブロイラーではなく、1年半たまごを産んでくれた鶏になりますので、お肉は硬いです。解体した鶏肉はお持ち帰りいただきますが、その場で試食したい場合は、上述と同じく、飲食店ではありませんので、各自の責任において調理・試食なさってください。一人で2羽捌きたい場合は2,000円です。

・指導料 1,000円・・・当農場では通常、年に2回に分けて100羽ずつ鶏を屠サツし、お肉にしています。限られた時間の中でたくさんの鶏を解体しなければなりませんので、スタッフ総出で朝から晩までやり続けます。当然その作業に一般の方に加わっていただく訳にはいきません。
ただ、それとは別に、鶏の屠サツ・解体を希望される一般の方もいらっしゃるので、通常の作業とは別にお受けしています。指導料というのは実質的には便宜的なもので、準備や片付けなど、100羽捌くのも3羽捌くのも同じだけかかりますので、その分ということになります。3名未満をお受けしていないのも同じ理由になります。見学のみの方からもいただきますのでご了承ください。


【農場主催の解体勉強会はありません】
当農場ではお問い合わせいただいた方のみ、解体体験を引き受けており、基本的に当農場主催での解体勉強会は開催していません。

会を主催する場合、「この体験を広く知ってもらいたい」「このメッセージを伝えたい」という動機があると思いますが、解体に関しては非常にナイーブであるため、こちらから積極的に広く知ってもらいたいかどうかのスタンスが定まりません。また、メッセージに関しても、私自身は自分の納得のいく答えを得ていますが、それは参加者自身が自分の体験の中から模索していくもので、私が導くものではありませんし、自分の考えを持っている人間が、まだそこに至っていない人をフォローする場合、意見誘導の危険性があります。かといって会を主催すれば何もしゃべらない訳にはいきません。
また、別の理由ですが、仕事として会を催す場合、「人を集めて収入を確保しなければならない」という動機が働き、それが鶏の屠サツに対しては不順だと感じていることも主催を妨げている要因です。

そうした理由で主催はしていませんが、自ら問い合わせてきてくださる方に関しては機会を提供しています。もちろんスタッフは、質問いただければ何でも答えますし、共に意見交換したり、しなかったり、その人それぞれに合わせて、楽しくまじめに解体体験できればよいと思っています。

by kurashilabo | 2007-12-14 18:27 | 農場体験のおさそい