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鶏舎の窓から

鶏の作業をする時に特に気をつけていることは、実は鶏の事ではなく、自分の動きです。
鶏の作業というのは餌やりだけでなく、草刈り、餌の買い付け、仕込み、卵磨き、通路の掃除、餌の運搬、死亡鶏の埋葬…、細かい事をあげればきりがありません。
やる事は沢山あるので、ダラダラやっていたら終わらない。
ダラダラしていなくても、自分の動きが合理的になっていないと、結局無駄な事をしている事になります。
そうすると結局鶏の様子を見る余裕がなくなる。

あの作業とこの作業を合わせれば1回で済むのでは?この道具はこっちにある方が動きがスムーズになる。服装はこの方が動きやすい(今はTシャツと海パンとサンダルでやっている。農業者らしくつなぎなど着ていると暑くて作業に集中できない)など。しかしそういう事を意識し続けるのは案外難しいこと。誰でもやり始めの時は色々気付いても、やっているうちに段々慣れてきて、いつしかそれが普通になってしまいがちです。だから殊更常に自分の動きを意識しなければなりません。

今、一番疑問に思っている事は卵集めの作業。(多くの方はご存知だと思いますが)なんで採卵箱はあんな低い位置にあって、毎回毎回、自動販売機の下の隙間に落ちたコインを拾うような体制で卵を集めなければいけないのか。イイカゲン腰が痛い。これを35年間ずっと続けてきたとは・・・!しかし確かに自分の動きや配置やそれらはカイゼンできても、採卵箱の位置となると、それは鶏舎の根本的な構造の一部なので、それをホイホイと変更するのはいいのかちょっと戸惑うところもある。そういう場合は他の養鶏家に相談したり、或いは一部屋だけ実験して様子を見るなどして、変えていきたいと思っています。イバ
by kurashilabo | 2011-07-16 11:59 | 週報からの抜粋