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さて天井裏に断熱材を敷くにしても何にしても、何はともあれ掃除だ。
天井裏はすごいほこり。というわけで、装備万全にして出動!
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(お掃除隊、いざ出動!)
入口へははしごを登っていく。中も狭いので作業できる人はせいぜい3人。
やっちゃんの活躍で閉じられていた窓も開いた!一気に光が差し込み、作業効率がアップ。
落ちているガラスやゴミなどを広い、集塵機を持ち込んでほこりを吸う。
角はホウキで掃き、クモの巣を払う。
4月末だが天井裏は熱気がこもり、汗をかいた。

農場のスーパーお助けマンしきさんが、長年閉じられていた下の板の間「3間4軒」との仕切り板も外してくれた。
下から天井へ上がることができるようになった!
先ほど天井裏の窓も開いたので、うまくすれば3間4軒から天井へ抜ける通気・換気もできるかもしれないと期待がつのる。
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(しきさーん!思わず拍手)

ひととおり掃除してこの日は終了。お疲れさまでした!

当初の予定では掃除後、床に断熱材を敷く想定だった…が、作業が終わった後に「なんだかこの居住空間を壊すのは惜しいねえ」「せっかく仕切りも外れたしねえ」「今年の夏は天井裏の窓への通気でどのくらい涼しくなるか効果を見て、断熱材はその後でどうか」という話に。
実はこの日の前も後も、断熱材の敷き方から種類まで散々検討したり、話し合ったのだが…、結局「あとからでも断熱材は敷けるから、様子を見よう」ということになった!
実のところ「なんかオモシロい空間だからとりあえずそのままにしときたいな」という気持ちがあったことは否めない。
「なんかオモシロい」に弱いメンバーなのだ。
後日、やっちゃんが天井裏の窓を下から(3間4軒から)簡単に開閉できるシステムを作ってくれた。
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↑3間4軒はこんな場所です
農場来たことある人なら一度は過ごした、あるいは通ったことがあるはず。
この日は誰でもOKの整備DAYだったので、子供も大人もたくさん、おやつの差し入れもたくさんでした!
(かおり)

# by kurashilabo | 2024-04-22 15:19 | 母屋改修プロジェクト(2023.11~)


農場には唯一、「天井裏」がある場所がある。
それは3間4軒(さんげんよんげん、あるいは3×4)と呼ばれる板の間の天井の上。
天井に石膏ボードが張ってあり、その上に梁や柱が通っている。
ちなみに他の場所は屋根の形のままに天井がある。天井の裏がダイレクトに屋根。(なので夏場は非常に暑い。)

そしてこの3間4軒の天井裏、そもそも3間4軒から天井へ伸びるはしごがあり、その先は板張りで上から閉じられており「空間があるには違いないが、入れない」謎の空間として長年存在していた。また、外から見ると、屋根伝いにしか行けない妙な場所に扉っぽい形跡があった。
これは明らかに天井裏に入れるに違いないと、ある日やっちゃんが屋根に登り扉をこじ開けたら、あったのだ…確かに昔、人が寝泊まりしていた形跡が。

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改修への道⑫ ~天井裏の整備・暑さ対策(前編)~_c0177665_14570492.jpg

まず、灰皿があった(笑)。
そして棚があり、コンセントが数カ所あり、電球のソケットが数個上からぶら下がっていて、天井が低い狭いスペースにベッドサイズの板が作り付けてあった。頑張れば4人くらいは寝れそうだ。
カーテンを下げていたと思われる紐があり、間仕切りに使っていたと思われる古い布があり、80年代の新聞も見つかった。
外から板で打ち付けられて閉じられているが、明らかに窓があったらしき形跡も2か所ある。
入った皆で興奮気味に「ここにこれが!」「こんなのもあった!」とまるで遺跡調査のよう(笑)。農場、オモシロい。
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こんな狭くて薄暗く、埃っぽい屋根裏になぜ?!と思うが、当時を知る人によれば「あの頃は人がたくさんいて寝泊りするところが本当に足りなくて、天井裏は”ようやく寝るところができた!”という感じだったんだよねえ」だそうだ。
そういえば鶏の作業小屋の奥に一世帯が住んでいたとか、母屋の8畳一間にも一世帯が住んでいたとか、地下室に住んでいたとか、今見るとびっくりするような場所が居住空間だったと聞くから、屋根裏もそうだったのだろう。でも夏は相当暑かっただろうと思う。

まあとにかくそんなわけで、天井裏も開いたことだし、「掃除して、うまくすれば夏場の暑さや冬の寒さ対策に断熱材も敷けるかもしれないね」ということで、誰でも参加OKの「整備DAY」に整えてみることになった。(つづく)

# by kurashilabo | 2024-04-22 14:19 | 母屋改修プロジェクト(2023.11~)


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できる作業を進めると同時に、改修の方針を決めるために様々な検討を行わないといけない。
言うまでもなく、間にミーティングや問い合わせを何度も挟んでの作業。

■屋根材の検討■
屋根を部分的に補修する案が出ているが、業者さんの見積りでは足場代を抜いても200万前後だ。
それならもっと抜本的に、大きい屋根を上から一枚乗せる(A案)か、前述のSさん宅のように大きい屋根を傘をかけるように一枚かけてしまう(B案)のはどうか?より安価で容易なのではないか?ということについて検討していた。

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🌟A案
「大きい屋根を上から一枚乗せる」のは広く一般的に行われている方法で、屋根カバー工法とか、二重屋根工法とか言われている。
古い屋根をふき替えなくて済むので工期が短く、ゴミやゴミの処分費も出じず、工費も安くなる傾向があるのが利点。
軒先を少し伸ばせたら、農場の建物の元々の「軒先がすごく短くて風雨がモロに壁に当たる」という問題点を解消できるのではないか、という期待もあった。

🌟B案
「傘をかけるように大きい屋根を一枚かける」のはブッ飛び案例として前述のSさん宅編で紹介した通り。既存の屋根との間に空間があるので風も抜けるし、間に防水シートなど張らなくていいので鉄板1枚のみとシンプル。日射をさえぎる効果は抜群と思われる。コストも安そう。農場を設計建築したながたまさんの一案でもある。

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さて。
本やネットを読みまくり、Sさんやながたまさん、知り合いの大工さん、工務店さんにもおいでいただいて現場を見てもらいながら詳しく聞いてみた。
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(写真は別の日のもの)
するとどうだろう。
興味深いことに、聞いた方々みなさんそれぞれかなり別々のことをおっしゃったのだ。
共通していたのは「複雑な作りの建物だから難しいよね」ということぐらいか。
ある方が「できる」「大丈夫」と言うことが、別の方は「難しい」「あまり効果が期待できない」という意見だったりする。もしくは「むしろ自分だったらこうする」と全く別の案が出てきたりする。
もちろんそれぞれ実経験や詳しい知見に基づいていて、根拠もきちんと教えてくださる。どれもなるほどその通りと頷くばかり。
だから、つまり、「いろいろな考え方ややり方があり、メリットもデメリットもある」ということなのだ。
みなさんにお聞きするまで、そんな当たり前のことに全然気づかなかった。


建築に正解はないのだと思う。


設計したり建てたりする人が100人いれば方法が100通りあるくらいのイメージでいいのではないか。
その中から、今の農場の形、今の自分達に合った方法をよーく考えながら選んでいくしかないのだーー。
わーーー。
(だから設計や工事を誰と一緒に組むか、誰に頼むか、はとっても大事 ということにも気づいた。)



屋根の話に戻る。
建物の背が高く複雑に入り組んでいることから、B案だとかなりの高さと壮大な面積が必要ということで、現実的ではないことからB案は却下。

A案に関しては屋根材どうする、構造どうするなどでいろいろな方法があるが、大雑把で安価な方法はDIYならいいが、プロに頼むならきちんとした施工でないとなかなか請け負ってもらえなさそうということがわかってきた。(大雑把工法は耐久性や漏水の心配からお勧めできないとのこと)プロなのだからきちんと確実な仕事がしたいのは当然だ。
屋根はこまめにメンテナンスができないことや、20年持たせたいという前提からも、今回はDIYでやるよりプロに確実な施工をしてもらった方がよかろうと判断。しかしそれだと、A案をプロに確実な方法でやってもらうと、最初の「部分的修理案」と工費がさほど変わらないか、それ以上らしい。という訳でA案も却下。

そんなこんなで結局は
「今の屋根の傷んでいるところを部分的に補修する」という最初の案に、
戻った!!(笑)
(もちろんもし万が一ふんだんに資金が集まったら、全面的に取り換えたい。)
大変勉強になりました。

それにしてもみなさん忙しい中(しかもプロの方々)、農場へ足を運んでくださり、現場を見ながらたくさんのアイディアをくださり、我々素人の質問にも丁寧に回答をしてくださったこと、本当にありがたい。本当に、ありがとうございました。

(かおり)

# by kurashilabo | 2024-04-19 11:00 | 母屋改修プロジェクト(2023.11~)

改修への道⑩ ~構造材の補強~_c0177665_15131509.jpg


今回の記事は短く。
11月の建物の健康診断で、雨で根元が腐って宙に浮いている(!)柱が一本、同じく雨水で腐った地下室の梁が一本見つかった。
屋根や天井の構造を支えている大事な部分なので、早急に補強しなくてはいけない。
これは特に議論の必要なしなので、補強を渡辺工務店さんにお願いした。

大工さんお一人で週末にぱぱっと仕上げてくださった。
ほっと一安心。
ありがとうございました!

(かおり)


# by kurashilabo | 2024-04-14 11:04 | 母屋改修プロジェクト(2023.11~)

改修への道⑨ ~ドローン撮影~_c0177665_16122607.jpg

農場の話をするときに、手元に写真や見取り図などの資料が欲しい。
というわけで資料ブックを作ることにした。

母屋の建物の横からの写真はあるけれど、農場の複雑な屋根のかたちや、建物の配置がわかる俯瞰写真がほしい。
というわけで日付が少し前後するが、3月7日㈭に近所のお兄さん的存在のK兄に協力してもらい、ドローン撮影してもらった。
ドローン、いいね!

しかし屋根が白いですね…唯一赤いのは、去年だったか、やっちゃんが塗り直してくれた屋根。
塗装だけでもしたい!

(かおり)


# by kurashilabo | 2024-03-18 16:15 | 母屋改修プロジェクト(2023.11~)