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10/22(土)着の野菜セット

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*写真はレギュラーサイズです。

■今年も金ゴマが採れました。栽培は簡単でも、収穫後の処理が大変。脱粒後にフルイ→風選→水洗、そして最後は目視でゴミを取り除いてやっと食べられるようになります。一部夾雑物などが混ざっていますが食味には影響ありません。ご了承ください。
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■端境期のためセットのボリュームが控えめになっていますがご了承ください。


【金ゴマ】  ファミリー 50g / レギュラー 30g
収穫したての金ゴマです。そのままではまったく香りがないので、必ず炒ってからお使いください。栽培は簡単ですが、収穫後の処理が大変。一部夾雑物などがありますが食味には影響ありません。

【さつまいも】  ファミリー 2本 / レギュラー 1本
初モノ。さつまいも「ベニアズマ」です。

【里芋】  ファミリー 大1個 / レギュラー 中1個
今回の里芋は唐芋(トウノイモ)という品種の親芋です。里芋の主茎の根本に出来る大きな丸いイモが親芋、そしてその周りに出来る小ぶりのイモが小芋、さらにその小芋の周りに出来るイモが孫芋です。一般市場に出回っている里芋は小芋・孫芋が多いのですが、ひとつでもボリュームのある親芋は皮を剥く手間が少なくて案外重宝します。箸がスッと通るくらいよく煮てお召し上がりください。

【じゃがいも】  ファミリー 500g / レギュラー 300g
品種マチルダ。男爵やキタアカリと比べると小ぶりですが、煮崩れしにくく保存性にも優れています。

【ショウガ】  ファミリー 約200ℊ / レギュラー 約100ℊ
香味野菜として料理にお使いください。カビやすいので、袋からだして風通しの良いところで保管してください。

【キャベツ】  ファミリー 1玉 / レギュラー 半玉
品種「初秋」。日照不足の影響か締まりが悪く軽めの出来です。

【ナス】  ファミリー 450ℊ / レギュラー 300ℊ
ナスの最も一般的な品種「千両2号」です。夏が終わり木の勢いが落ちて実も小ぶりになってきました。

【一本ネギ】  ファミリー 7本 / レギュラー 4本
近隣の提携農家高橋さんからの出荷です。本当に美味しくなるのは寒くなってからですが、やはりあると便利です。薬味としてどうぞ。

【春菊】  ファミリー 150ℊ / レギュラー 100ℊ
今年は虫害が酷くアブラナ科の葉物が未だ採れずにいますが、唯一キク科の春菊は虫害もなくよく採れています。

【鷹の爪】  ファミリー 10本 / レギュラー 5本
鷹の爪トウガラシです。保存する場合は風通しの良い場所でよく乾燥させてから密閉容器に。9月に卒業した研修生かおりちゃん作です。

【ゆず】  おまけ
おまけ。スタッフ茨木家の庭の柚子です。


【カリフラワー あるいは ブロッコリー】  ファミリーのみ どちらか1個
虫害が酷く数が採れないので今回はファミリーサイズの方のみです。

【カボチャ】  ファミリーのみ 半個
ホクホク系西洋カボチャ「芳香青皮栗カボチャ」です。






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by kurashilabo | 2016-10-21 15:01 |  L 今週の中身 | Comments(0)

ふみきコラム1008

 先日の土・日に高松グループの人たちと「高松米」の稲刈りをし、火、水と農場の3-4人でその続きを刈った。両日とも雨の直後で、田はぬかるみ、かつ日差しは真夏のように暑くて最悪のコンディションだったがぬかるんで機械(バインダー)が入らないところを除いて一応終わった。
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 先週の週報で、「農場の他のスタッフはスズメを見ています」と編集の注がついていたので、この数日の稲刈り中、気を付けていたがスズメははやはり一羽も見なかった。他の田はほとんど稲刈が終わっているから寄ってきてもよさそうなものだが。いるにせよいないにせよ少なくなっているのは確かである。なぜ少なくなったのかは知らない。スズメが屋根下のちょっとした隙間に巣を作り子育てしているのを子どもの頃よく見たものだ。ハシゴを掛けて登りまだ羽根のそろわないヒナを手に取って遊んだこともある。(子どもはロクなことをしない)そのことから考えると、今の住宅は建物が合理化されて余分な隙間などないので巣を作ることができなくなっているのかもしれない。

 スズメは在来の鳥といえばそうとも言えるが、古くをたどれば稲作とともにこの列島にやってきたと推測されている。田畑の雑草の多くが農耕と共に日本にやってきた「里の草」と同じ意味で、スズメは「里の鳥」なのである。(山の中にスズメはいない)そのように考えると、田や水路に「どじょう」や「フナ」がほとんどいなくなったのと同じように里の環境が大きく変わったのであろう。

 先日来、「稲作漁労」という言葉に出合って少しウキウキしている。田でフナやコイを飼って利用する伝統を知らなかった訳ではない。長野の佐久地方のコイ(佐久の鯉太郎)は有名だし、最近では無農薬田での除草(抑草)にコイを利用する人もいる。しかしそれはあくまで付随的なもののように感じていた。しかし水田でのフナやどじょうの利用は稲作漁労として弥生時代以来のものであり、タンパク源として米と同様に重要な目的だったというのである。

 私たちは水田を「米を作る場所」として考える。しかし伝統的な水田システムはもっと幅と奥行きのあるおもしろい場所であったはずなのだ。郷愁のような話しばかりで恐縮だが子どもの頃、田の脇のほんのひとクワばかりの幅の水路にオタマジャクシや1センチほどのごく小さなフナが群れていて、網ですくうとたまに5センチばかりの真っ黒なナマズの子が混じっていたりした。

 考えてみると水田というのはすごいシステムだ。地方によって事情は異なるが、その多くは川から水を引いている。大河川の水を大きな用水に引き、それを中小の用水にまた引いて、先端は細い水路となって一枚一枚の田に水がくる。一枚一枚の田を一つの細胞とみれば用水は血管である。大小網の目のように張り巡らされた動脈、静脈によって一枚一枚の田は生きている。本来は1本の太い水流が、水田システムによって平野一面に広がり、浅くゆっくりと流れる。浅くゆっくりと、かつ温められた水流は生物相が豊かである。水田システムはひとつの水田生態系を形成している。フナもドジョウもモロコもナマズもトンボもそうした水田システムと共栄した者たちだ。

 生家の前に一軒の農家があり、その家では脇を流れる小用水の水を石積みで囲んだ一坪ばかりの池に引き込み、そこに何匹かの鯉を飼っていた。釜を洗ったりするときの米粒などをエサにしていたのだと思う。ボクはなぜかそこが好きで、かつうらやましかったのを覚えている。

 みな昔の話である。現在の圃場整備された田は川と切れているし、農家も田を「米を作る場所」としてしか考えない。単に米の生産場所に成り下がった田にボクは何の魅力も感じない。「稲作漁労」という言葉はそのような水田観の底の浅さを示しているともいえる。ウチの「山田」では是非「漁労」に取り組みたいものである。ザリガニもね。 S
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by kurashilabo | 2016-10-08 11:46 | 鈴木ふみきのコラム | Comments(0)

10/8(土)着の野菜セット(写真はレギュラーサイズ)

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端境期で野菜が乏しいので、収穫を前倒しして里芋・ニンジン・ネギを入れました。本当に味がのってくるのは冬ですが、やはり初モノは嬉しいものです。

■珍しい「鶴首カボチャ」を入れました。その名のとおり鶴の首のような形の長細いカボチャ。古くから作られている日本カボチャで、特に愛知では伝統野菜として扱われているとか。農場としても初めて作る野菜で、その大きさと使用用途に最初は少々戸惑いましたが、これがなかなか甘くて美味しく、ポタージュやカレーなど絶品です。

■端境期のためセットのボリュームが控えめになっていますがご了承ください。10月後半にはキャベツなどなど野菜も豊富になる予定です。


【里芋】  ファミリー 600g / レギュラー 350g
今シーズン初、採りたての里芋です。品種は唐芋(とうのいも)。少々早採りなので、熟したものと比べると芋が若くみずみずしいのが特徴です。

【じゃがいも】  ファミリー 600g / レギュラー 400g
品種マチルダ。男爵やキタアカリと比べると小ぶりですが、煮崩れしにくく保存性にも優れています。

【カボチャ】  ファミリー 半割 / レギュラー 1/3割
鶴首カボチャ。ひとつひとつがとても大きいのでカットして入れました。お早めにお使いください。なめらかで濃厚な甘みがありポタージュなどにお勧めです。

【ニンジン】  ファミリー 250g / レギュラー 160g
初モノです。まだ小さいですが、夏野菜が減ったので代わりに入れました。

【ショウガ】  ファミリー 約200ℊ / レギュラー 約100ℊ
夏の若いうちに採った柔らかいものを新ショウガ、しっかり熟してから採った辛味の強いものを根ショウガあるいは古根(ひね)ショウガと呼びます。今回のものは新ショウガと呼ぶには少々固く辛いですが、根ショウガと呼ぶにはまだ若い中間的なショウガです。香味野菜として料理にお使いください。

【ナス】  ファミリー 500ℊ / レギュラー 350ℊ
ナスの最も一般的な品種「千両2号」です。夏も終わりに近づき木の勢いも落ちて実も小ぶりになってきました。

【ネギ】  ファミリー 4本 / レギュラー 2本
初モノです。品種「石倉一本ネギ」。

【枝豆】  ファミリー 2株 / レギュラー 1株
初モノ。やさと地区の地大豆「青御前」の枝豆です。

【モロヘイヤ】  ファミリー 50ℊ / レギュラー 30ℊ
茎を除いてお浸しなどに。今回で最後です。

【オクラ】  ファミリー 5本 / レギュラー 3本
角オクラと白丸オクラのミックスです。注意して選別していますが時々固いものが混じります。ご了承ください。

【鷹の爪】  ファミリー 10本 / レギュラー 5本
鷹の爪トウガラシです。収穫したての生トウガラシなので、保存する場合は風通しの良い場所でよく乾燥させてから密閉容器に。9月に卒業した研修生かおりちゃん作です。

【キュウリ】  ファミリー 2本 / レギュラー 1本
真夏のキュウリとは別に時期を遅らせて栽培している秋キュウリです。台風シーズンなのでネット棚を使わず、地這いで栽培しています。地面に接地しているため形や色(地面に接した側が白くなります)がイビツですがご了承ください。

【ゴーヤ】  ファミリーのみ 1本
苦味が特徴の沖縄野菜。中のワタをくり抜いて炒め物などに。意外と佃煮にしても美味しいです。





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by kurashilabo | 2016-10-07 14:51 |  L 今週の中身 | Comments(0)

ふみきコラム1001

 犬の散歩で稲刈りが大方終わったこのあたりの田をながめていて、ふとスズメを最近全く見ていないことに気が付いた。稲刈りの季節ともまればスズメの大群が乱舞していたものだが全くいない。少なくなってきているのは知っていたが全くいないというのはどうしたことか。10年くらい前までは鶏舎の中からスズメが飛び出すのもよく見たがそれもなくなった。6月の刈り取り前の小麦が鳥に喰われていることがしばしばあって、それがスズメならばまだどこかにいるのだろうけれど。本当に、今年になって一羽も見ていない(気がする)。

 身の回りから小さな動物たちが消えていくのはさびしい。イナゴもごく少なくなったし、田の水路に魚もカエルもいない。カエルでいえばアマガエルはたくさんいるがトノサマガエルは少ない。少ないけれどもトノサマガエルは畑や池のまわりでまだたまに見かける。ずっと気になっているのはツチガエルの行方である。もう何十年もツチガエルを見ていない。子どもの頃、生家の裏に小さな用水があって小魚やカエルがたくさんいたが一番多かったのがツチガエルだった。トノサマガエルはしばしば子どもの遊び道具になっていたが、ツチガエルは見栄えが悪いし多少臭いので「クソガエル」と呼ばれて子どもたちも嫌っていた。(ツチガエルという正しい名称をボクが知ったのはずっとあとになってからである)このクソガエルがやたら多かった。ところがあれだけ繁栄を極めていたツチガエルがその後全くいなくなってしまったのである。自分の記憶では1970年代以降見たことがない。1960年代には湧いてくるかのようにいたツチガエルが突然いなくなってしまった。(これはボク個人の思い込みだから本当はいるのかもしれないがごく少なくなったのは確か)その理由をまだ誰からも教えられていないし読んだこともない。

 1960年代まではまだ科学信仰一辺倒の時代で、いくつもの強力な農薬が使われていたからその影響かとも思ったりする。今では考えられないようなことだがパラチオン(有機リン酸系の殺虫剤)などが散布された田には赤い小旗が立ち、学校でその田に入ったり水を触ったりしてはいけないと教えられた。小さな水路に群れるコブナやメダカを眺めながら子ども心にも何か不気味なものを感じたものだ。

 反対に今異常繁殖しているのがアメリカザリガニである。(これは農場だけの現象かもしれない。)農場入口の池は魚はほとんどいないがザリガニだけは沢山いる。夏の子どもキャンプの時のザリガニ釣りは人気である。そしてカラアゲになって食卓にも上る。もともと食用に持ち込まれたものだから美味しいのだけれども、尾の(?)肉のところが売られているエビに比べるとずっと小さい。アメリカザリガニがなぜこんなに増え、何を食っているのかもよくわからない。農場には入口の池の他に「アヒル池」と呼んでいる小さな池が加工室の下にある(一度そこにアヒルを泳がせようとしたが、アヒルは水が嫌いで入ってくれなかった)。ここには魚も何もいない筈なのに時々ザリガニが大量発生し、そしてしばらくすると絶滅する。共食いしているのかエサが無くなって死ぬのかはわからない。

 農場の池にアメリカザリガニが大発生するのは池に魚がいないからだろうと僕は推測している。ザリガニは繁殖の時、その幼生を腹に沢山つけているが、魚や水生昆虫などがいて健全な生態系ができていればその前後で多くはエサになって食われてしまうのだろう。その時喰われることなく大きくなってしまうと魚とエサの競合が起き、逆に魚の方がエサになって食われてしまう。そんなことではないか。

 そうだ、ザリガニを毛嫌いしないで、自給食材としてみればかなり有望ではないか。養殖して料理として出しているところがどこかにあったはず・・・。 S
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by kurashilabo | 2016-10-01 11:45 | 鈴木ふみきのコラム | Comments(0)