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ふみきコラム 複雑な生態系から無色の空間を切り出す

 「開拓地」に犬のシロを連れていくことが多い。いつも一緒にいたいから、という訳ではない。開拓地は他の誰も来ないところなので放しておいても文句を言われることがない。暑い一日の仕事を終えたあと、また犬の散歩となるともうエネルギーが残っていない。それで開拓地でのドッグランで散歩は省略するのである。こちらが作業している間、存分にドッグランしていればいいのに、ところがどっこい実にツマラナそうに寝そべっているだけ。そして時々「早く帰ろう」的な視線を送ってくる。彼はどうやら開拓には興味が無いようなのだ。藪を切り拓き、竹や木を倒してそこに広々とした空間が出現すると人間は「イヤー、清々したねぇ」という気分になる。たぶん彼らにはそういう感覚がない。そこに人間と人間以外の動物との越えられない深い断絶がある。

 開拓前の自然を手に取ってよく見ると、実に複雑な構造をしている。竹や木や大動物たちの下には無数のアリやら何やら訳のわからぬ虫がうごめき菌類は白い菌糸を伸ばし、少し土をすくってみればそこにもまた別の世界が広がっている。超複雑系だ。5億年前までの地上はもっとシンプルだったと言われている。地上に生物は進出していなかったから土もなく、岩石と砂と水があるだけだった。生物たちが5億年かけて積み上げてきた生態系はこざかしい人間の知恵を越えている。いや、そんなことはまぁどうでもよい。開拓はその超複雑系でコントロールの効かない自然の中に清々とした無色の空間を切り出すことだ。道を通したり、田を造ったり、家を建てようとして。するとそこに意味が立ちあがり時間が起動する。人間の空間と歩みが始まる。動物たちは巣をつくることはあっても空間を切り出すというようなことはしない。彼らは意味も時間もない自然性の中に生き死にしている。

 空間を切り出しあれこれシミュレーションしながら田を拓いたり家を建てたりするのは理性、合理性の為すところだが、それは大脳の仕事だから開拓空間は大脳が空間化したものだということができる。そのような言い方をするなら元々の自然は身体と対応しているともいえる。人間の身体もコントロールの効かない超複雑系だ。私たちの体は36兆個の細胞ででき、そこで100兆個とも1000兆個ともいわれる細菌と共生しているそうだ。身体という生態系について私たちはほとんど何も知らないし、コントロールすることもできない。知っているのは遠からぬうちにそのシステムは必ず崩壊するということだけだ。人間は生物的には身体という自然を生きながら大脳という人間性を生きざるを得ない存在だ。そこに人間くさいドラマと歴史が生まれる。

 開拓空間と元々の自然の関係は大脳と身体という関係と相同であり、私たちはそこに自分の似姿を見ているのかもしれない。開拓が面白いのはたぶんそのことと関係がある。開拓地からできるだけ自然性を排除し、農業的合理性を追求していけば、その先にはよく圃場整備され、配水もボタンひとつでという風景が広がるだろう。そこにはそこなりのタイプの人間がいる。更にそれを純化していけば都市空間となりIT空間となる。そこは大脳の快楽の世界であり、そこはまたそれに似合った人間を生むだろう。田園回帰という没落を生きるわれわれはいわばそこでの自然性、身体性の欠如に窒息しそうになって脱出を果たした一群だ。そして有機農業といい、自然農法といい、開拓といい、要は開拓空間と自然、大脳と身体の関係の最適解をどのあたりに求めるかということなのであろう。よく整備された棚田や谷津田に時として私たちはある種の「美」を感じとる。もしそれが単なる郷愁でないとしたら、そこにひとつの「解」があるからかもしれない。人為と自然、大脳と身体との関係の。 S
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by kurashilabo | 2016-07-29 12:04 | 鈴木ふみきのコラム | Comments(0)

やつだ開拓団7月の活動

7月は田んぼの除草と川床作り、そしてイワナBBQを楽しみました!
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まずは田んぼから。稲はすくすく生長を続けていて感動的です。稲の株間に生えた雑草を手で取っていきます。c0177665_16482320.jpg


株間の様子。そこそこ草が生えています。稲もそこそこ分ケツしていますね!c0177665_16482879.jpg


コナギやらイボクサ、セリなど。c0177665_1702385.jpg


みんなで並んで作業するのは楽しいです。ましてや去年はイノシシにヤラれたり、こんなにまともに田んぼ仕事が出来なかったので、除草できるだけで感動的です。c0177665_1702971.jpg


田んぼからの眺め。山並みと田んぼだけの景色に癒されます。。c0177665_1703423.jpg


イノシシ避けの柵も平行して設置作業を行っています。c0177665_1704181.jpg


こちらは川床チーム。橋の隣の藪っぽいスペースを整備して川床にしよう、というプランです。c0177665_1705192.jpg


生えている竹をどんどん切って運び出します。c0177665_1705880.jpg
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この竹を材料に使うので処理します。c0177665_171867.jpg


子たちもせっせと動いてくれて心強いです。それに何にしても賑やになっていい雰囲気です。c0177665_1711897.jpg


こんな感じでかなり綺麗になりました。この後竹を組んでいきますが、今回は一旦ここまで。c0177665_171248.jpg


お昼でイワナBBQに。やつだ開拓団の上流でイワナを育てているヨシミさんを訪問。c0177665_1713679.jpg


水を抜くと、イワナがワシャワシャ泳いでいるのが見えてきました。c0177665_1714247.jpg


網で大きそうなイワナを選んで掬って、、
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捌き方も教えてもらって自分たちでやります。c0177665_1715317.jpg


いやぁ~、旨そうです!!
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当然、農場ですから肉と野菜も焼いちゃいます。今回は奮発してロース肉をスライスして持って行きました。c0177665_172372.jpg


みんなでいただきました。まったり。c0177665_172886.jpg


集合写真。みんな良い顔!お疲れさまでした!
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ギボウシ。野草と思えない美しさです。
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アキノタムラソウ。開拓地では去年も咲いていました。c0177665_1724094.jpg


作業の合間の休憩は、シキさん差し入れのスイカ!
沢で十分に冷やして食べたら激ウマでした!c0177665_1724612.jpg




次回は、9月10日(土)―11日(日)です。

川床を完成させましょう!
(初めての方も随時、参加お待ちしております!)

それまでにイノシシ対策は終わらせておく予定です。
稲の収穫は10/22-23予定。それまでしっかり育つことを願っていてください。


参加フォーム

*FBでは後日、イベント立てる予定ですが、一般の方はこちらからご連絡ください。
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by kurashilabo | 2016-07-27 17:33 | やつだ開拓団 | Comments(0)

ふみきコラム 怒れる鈴木サン

 農場はいわゆる農政とは関係ないところで活動しているので、日頃農場内で農政が話題になることはほとんどない。しかし昔から「農業新聞」をとっているので日々の習慣のように目を通すくらいのことはする。大きな農政の流れはつかんでいたいし。

 ここ1~2年、安倍農政の目玉である「飼料米」をめぐる話題を目にすることが多い。農場周辺でも「エサ米(飼料米)」に転換した田を見ることが多くなった。まわりのコシヒカリよりも一か月くらい遅れて田植えし、管理も粗放的(手抜き)だからすぐわかる。昔からの米作りとは明らかに異質な作り方なのである。田と米作りは昔から農家の人生と誇りそのものであったから米には手をかけ田を荒らさないというのが最後の一線としてあって、それゆえ経済的には見合わなくとも今日見るような美田がからくも維持されてきた。その一線を越えてしまった米作り、むしろ牧草栽培に似た感覚の米作り。
 いや、そのことを嘆いているのではない。田は余っているのだからそこで多収米を栽培し、牛や豚、鶏のエサにすること自体は悪くはない。(多収米とはいってもコシヒカリなどより2~3割多い程度)。しかしそれを補助金で誘導するのはどう考えても合理性を欠くし、こんな馬鹿げた政策があるかと不思議でならない。
 少し説明すると(詳しくは長くなるので概略)政府は2018年度をもって米の生産調整(減反政策)からは手を引くことを決めている。当然米が余り値崩れを起こすことが予想され、現在の日本の中核的農家(いわゆる担い手)が大打撃を受け経営破たんする恐れもある。それを避けるために「田にエサ用の米を作る」ことを政策として決め、エサ米を作れば補助金が出る仕組みである。その点はこれまでの転作奨励金と同じだ。しかし反当り8万円から10万円支払われる。どうしてそのくらいに設定されたかというと(推測が入りますが)米価は今60kg1万3千円くらいだが、現在のエサの中心である輸入トーモロコシは60kgで3千円くらいなのでエサ米を流通させるにはそのレベルまで下げなければならない。その差額の1万円を補助金でまかなうという訳である。普通の米の収量は反当り平均して9俵程度だから反当り9万前後の補助が無ければ農家としては見合わないという理屈である。1ha(約1町歩)にすれば90万であり、10haならば900万円の補助金を農家は手にすることになる。米作りは現在、地域の「ライスセンター」といわれる中核農家(雇用あり)が多くを担っており、このあたりでも30haくらいを耕作するのが普通だ。そのうち3分の1を飼料米に回せば毎年900万円が支払われ、11年で約1億円の補助金が一軒の農家に支払われることになる。全国的にはどれほどになるであろうか。これが社会的に公正といえるのかどうか。(当の農家もこの政策の継続性に大いなる疑問をもっているようだ) 国の財政がひっ迫している時に、ということも問題だが、ザルに水をそそぐように補助金をまき続けなければ維持できない農業とはそもそも何なのか、どこに合理性があるのか、ということである。
 農水省は「家畜のエサは自給すべきだ」という高邁な理想の下にエサ米を推進している訳ではない。転作大豆の場合は大豆の自給率を多少なりとも上げるということもあったかもしれないが、エサ米の場合はそれは全くない。最後の「聖域」である美田が遊休地(耕作放棄地)化するのを見たくないのである。圃場整備された美田には巨額の税金が投入されており、その荒廃はそのまま農政の敗北を象徴することになる。しかし考えてみれば今の日本人は1960年代の人の半分程しか米を食わず、その消費量は毎年10万トンずつ減っていて、尚且つこれから人口は減っていくのだから昔と同じように田を維持していくこと自体が無理なのは誰にもわかる。

 何度も言うように(いや1回だけかな)すでに農地からの戦略的撤退の局面に入っていて、田以外の使い方、例えば都市民に開放するとか、公園にするとか、平地林として林業に使うとか、自然植生を復元するとかいろいろアイディアはあるはずなのだ。田という観念の呪縛からいい加減に自由にならなければならない。(今回は怒れる鈴木サンでした) S
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by kurashilabo | 2016-07-23 10:50 | 鈴木ふみきのコラム | Comments(0)

7月22日(土)着の野菜セットの中身

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この時期は特にピーマン・甘唐辛子・ナスが元気です。「多すぎても困るかな」と思い控えめに入れていますが、もし沢山欲しいという方がいましたら是非ご連絡ください。箱に入る範囲でしたらオマケとして追加料金は頂きません。

【トマト】  ファミリー 800ℊ / レギュラー 500ℊ
品種「ホーム桃太郎」。ビニールハウスで雨よけして潅水を制限している分ギュッと甘みが詰っています。熟度の違うものを混ぜているので、色の薄い未熟なものは常温で保存し追熟させ、色の濃いものは冷蔵保存してお早めに召し上がり下さい。

【じゃがいも】  ファミリー 600g / レギュラー 400g
近隣の提携農家高橋さんからの出荷です。

【キュウリ】  ファミリー 700ℊ / レギュラー 500ℊ
品種「北進」。

【ナス】  ファミリー 1000ℊ / レギュラー 700ℊ
ナスの最も一般的な品種「千両2号」です。

【賀茂ナス】  ファミリー・レギュラー 1個
京野菜で有名な丸くて大きいナス。普通のナスと比べると肉質は緻密で弾力があり、田楽や煮物にお勧めです。

【甘唐辛子】  ファミリー 500ℊ / レギュラー 300ℊ
「松の舞」という品種の辛味の少ない甘唐辛子です。料理方法はピーマンとほぼ同じ。時々辛いものが混じりますのでお子様などが食べる場合はご注意ください。沢山あるときは佃煮にするのがお勧めです。

【ピーマン】  ファミリー 600ℊ / レギュラー 400ℊ
品種「京ひかり」。

【空芯菜】  ファミリー 140ℊ / レギュラー 90ℊ
中華系の炒め物がお勧めです。

【オクラ】  ファミリー 8本 / レギュラー 4本
今季初の収穫です。品種「ガリバー」。注意して選別していますが時々固いものが混じります。ご了承ください。

【ミニトマト】  ファミリー 100ℊ / レギュラー 一部の人のみ
品種「プレミアムルビー」。去年までの品種「アイコ」より甘みが強く美味しい出来です。

*写真に写ってませんが!
【オカワカメ】  ファミリー 150ℊ / レギュラー 100ℊ
肉厚でハート形の葉がオカワカメ。正式名称「アカザカズラ」。ツルムラサキの仲間で、その名の通りワカメのようなヌメリがあります。生食だとエグミがあるのでさっと湯がいてお浸しなどに。




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by kurashilabo | 2016-07-22 16:20 |  L 今週の中身 | Comments(0)

ふみきコラム ホセ・ムヒカの言葉

 住所地の山梨で選挙をしてきた。いつものように何の手ごたえもなかったけれど、政治的な存在証明のような気分で。それでも山梨は野党統一候補で接戦が伝えられていたから、彼女が当選できたのはまあ良かった。彼女がどんな政治をするかは別として。困ったのは比例区だ。積極的に入れたいところがない。結局ボクの書いた党名は最終集計をみたら山梨で幸福実現党より少なく最下位でした。いやはや。

 こんな選挙に行ったり、たいして効果もありそうもないデモに参加するくらいしか政治的である方法がないかと思うとちょっと情けなくなる。いや本当はもっとあるのだろうけれど、たぶん自分に政治的意欲がない。自分の中に怒りや何かを変えたいという情熱がない。そのくせ何か新しいことが始まるのを待望している。そしてふと思うのだが、こういう心理がトランプやルペンを呼び出しているのではないか?

 世界はもうムチャクチャで、戦後営々と築いてきた枠組みが瓦解しつつある。イギリスがEUから離脱した。イギリスは比較的安定していると思っていたのでびっくり。これに「トランプ現象」やフランスのルペン率いる「国民戦線」などを合わせ考えれば米英仏など第2次世界大戦の戦勝国が築いてきた戦後の枠組みが崩れつつあるのは明白だ。この枠組みの瓦解が同じ米・英・仏がグローバリズムの果てにイスラム世界と「衝突」し「敗けることはないにしろ決して勝つことのできない」泥沼の戦争に引き込まれたことから起きているとすれば西欧近代とイスラム世界との「文明衝突」の一局面としてみた方がわかり易いかもしれない。「自由、平等、博愛」を旗印に、その実グローバル資本主義で世界を食い尽くすかに見えた西欧近代もその終焉が見えてきたということだろう。

 他方、東方を見れば19世紀ないし20世紀前半を思わせるプーチンのロシア帝国があり、経済的軍事的に超大国化しつつある「中華帝国」がある。この両帝国も西欧近代の果実をちゃっかり取り入れつつもそれとはまた別の道を歩んでいる。ここでも西欧近代は「衝突」している。西欧近代という世界標準モデルが通用しなくなっている。
 ベルリンの壁が崩壊し、冷戦が終わった時、「歴史の終わり」(フランス・フクヤマ)がささやかれた。西欧近代の勝利宣言のように。しかし今になって考えれば冷戦構造の崩壊はそれが押さえ込んでいた「地獄の釜の蓋」が開いたにすぎなかったのだ。しかしあの時誰がそれを西欧近代の終わりの始まりと読み解くことができただろう。
 参院選がどうだったか、憲法改正をどうするか、むろんそれは大事なことだが、それだけでは文明史レベルでの日本の進むべき道は見えてこない。話の飛躍を承知で言えば日本が西欧化をはじめた明治維新の再評価が必要になるはずだ。明治初頭のドタバタとした大改革、ボクの関心である地租改正や家畜制度の導入をはじめとして神仏分離(修験道廃止令、廃仏毀釈)、版籍奉還、廃藩置県、秩禄処分、廃刀令、徴兵令等々、その意味をもう一度読み直す中から新しい国造りに必要な知見が得られるだろう。

 選挙とは関係ないが最近唯一ずしりと自分の胸に響いたのは「世界一貧しい大統領」として話題になったウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ氏の次のことばだ。(文芸春秋6月号インタビュー)

「・・・日本は一種のフロントランナーだ。・・・私は日本の人にしてみたい質問がたくさんある。人類がどこへ向かおうとしているのか、世界の将来はどこへ向かっていくのか。日本で起こることは、その後、かならず世界で起こる。だからこそ、日本に問いたい。いま、どのような夢を見たいかを考えなければ、将来、私たち人類に明るい未来はやってこないのではないかと。・・・」


そして戦争と富の不均衡を語ったのち若い人に次のようなメッセージを送っている。

「私は日本の皆さんに言いたい・次の世代を担う若い人たちには、このような愚かな過ちを繰り返さないで欲しいと。人生にとって、命ほど大切なものはない。この星に生まれたすべての人の人生が大切なのだ。世界について考える時も、人生についても、仕事について考える時も、どうすれば幸せになれるかから考えなくてはいけない。例えば鳥の世界を考えてみてほしい。鳥は毎朝起きるたびにさえずっている。目が覚めた時に、喜びでさえずりだすような世界、喜びが湧きあがるような世界を若い人たちには目指してほしい。・・・」 S
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by kurashilabo | 2016-07-16 10:54 | 鈴木ふみきのコラム | Comments(0)

7月15日(土)着の野菜セット

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ピーマン・甘とうがらし・ナスがどんどん採れています。箱に入りきらないので控え目にしていますが、多めに欲しい方は連絡ください。昨日の夕立と今朝の雨で野菜に濡れや泥はねが目立ちますがご了承ください。

【タマネギ】  ファミリー 3個 / レギュラー 2個
今年は出来がイマイチで小ぶりなものが多くなっています。

【じゃがいも】  ファミリー 600g / レギュラー 400g
品種キタアカリ。窪んでいる部分がピンク色に見えるのが特徴で、男爵に似たホクホク感です。

【キュウリ】  ファミリー 1100ℊ / レギュラー 750ℊ
品種「北進」。

【ナス】  ファミリー 800ℊ / レギュラー 530ℊ
ナスの最も一般的な品種「千両2号」です。

【ピーマン】  ファミリー 750ℊ / レギュラー 500ℊ
品種「京ひかり」。

【甘唐辛子】  ファミリー 600ℊ / レギュラー 400ℊ
「松の舞」という品種の辛味の少ない甘唐辛子です。料理方法はピーマンとほぼ同じ。時々辛いものが混じりますのでお子様などが食べる場合はご注意ください。沢山あるときは佃煮にするのがお勧めです。

【トマト】  ファミリー 1300ℊ / レギュラー 500ℊ
品種「ホーム桃太郎」。ビニールハウスで雨よけして潅水を制限している分ギュッと甘みが詰っています。
熟度の違うものを混ぜているので、色の薄い未熟なものは常温で保存し追熟させ、色の濃いものは冷蔵保存してお早めに召し上がり下さい。

【空芯菜】  ファミリー 130ℊ / レギュラー 90ℊ
中華系の炒め物がお勧めです。

【サヤインゲン】  ファミリー・レギュラー 少々
一般的な丸ザヤインゲンです。

【オカワカメ】  ファミリー 110ℊ / レギュラー 80ℊ
肉厚でハート形の葉がオカワカメ。正式名称「アカザカズラ」。ツルムラサキの仲間で、その名の通りワカメのようなヌメリがあります。生食だとエグミがあるのでさっと湯がいてお浸しなどに。

【ズッキーニ】  ファミリー 1本 / レギュラー1本(or賀茂ナス)
カボチャの仲間ですが未熟な状態で収穫し生食も可能な西洋野菜です。食味はナスとキュウリの中間といったところ。炒めモノや煮物はもちろん、案外塩もみやナムルでも美味しく頂けます。

【枝豆】  ファミリー 大1株 / レギュラー 小1株
枝付きの枝豆です。

【賀茂ナス】  ファミリー 2個 / レギュラー 1個(orズッキーニ)
京野菜で有名な丸くて大きいナス。普通のナスと比べると肉質は緻密で弾力があり、田楽や煮物にお勧めです。






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by kurashilabo | 2016-07-15 14:59 |  L 今週の中身 | Comments(0)

2016年7月8日(金)出荷 野菜セットのなかみ

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トマトはもともと南米高地原産、乾燥して涼しく日照の強い気候を好みます。日本でのトマトの旬は強いて言うならば「初夏」ですが、梅雨の湿気や真夏の暑さは滅法苦手。農場のトマトもこの暑さでガクッと収量が落ちてきました。トマトはやはり夏に食べたい野菜です。うーん難しい。

【タマネギ】  ファミリー 3個 / レギュラー 2個
今年は出来がイマイチで小ぶりなものが多くなっています。

【じゃがいも】  ファミリー 600g / レギュラー 400g
品種キタアカリ。窪んでいる部分がピンク色に見えるのが特徴で、男爵に似たホクホク感です。

【人参】  ファミリー 580g / レギュラー 390g
春蒔き、初夏採り。品種黒田五寸。冬モノと比べると味は劣りますがやはりあると嬉しい基本野菜です。

【トウモロコシ】  ファミリー 1本 / レギュラー 1本
スイートコーンです。収穫後はどんどん味が落ちるのでお早めにお使いください。

【トマト】  ファミリー 1200g / レギュラー 600ℊg
品種「ホーム桃太郎」。ビニールハウスで雨よけして潅水を制限している分ギュッと甘みが詰っています。
熟度の違うものを混ぜているので、色の薄い未熟なものは常温で保存し追熟させ、色の濃いものは冷蔵保存してお早めに召し上がり下さい。

【ナス】  ファミリー 5本+賀茂ナス2本 / レギュラー 3本
ナスの最も一般的な品種「千両2号」です。ファミリーサイズのみ丸くて大きい「賀茂ナス」も少し入れました。

【モロヘイヤ あるいは 空芯菜】  ファミリー 210g / レギュラー 130g
葉が鋸状のものがモロヘイヤ、葉が細長く茎が中空のものが空芯菜です。どちらかが入っています。モロヘイヤは茎を除いてお浸しなどに。空芯菜は中華系の炒め物がお勧めです。

【キュウリ】  ファミリー 2本 / レギュラー 1本
品種「北進」。収量が伸び悩んでいて配分が少なめになっています。

【ピーマン】  ファミリー 300g / レギュラー 200g
品種「京ひかり」。

【サヤインゲン】  ファミリー 180g / レギュラー 120g
一般的な丸ザヤインゲンです。

【甘唐辛子】  ファミリー 350g / レギュラー 230g
「松の舞」という品種の辛味の少ない甘唐辛子です。料理方法はピーマンとほぼ同じ。時々辛いものが混じりますのでお子様などが食べる場合はご注意ください。

【枝豆】  ファミリーのみ 1株
枝付きの枝豆です。

【ズッキーニ】  ファミリー 1本 / レギュラー 一部の人のみ
カボチャの仲間ですが未熟な状態で収穫し生食も可能な西洋野菜です。食味はナスとキュウリの中間といったところ。炒めモノや煮物はもちろん、案外塩もみやナムルでも美味しく頂けます。
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by kurashilabo | 2016-07-08 14:53 |  L 今週の中身 | Comments(0)

開拓団6月2回目

6月25日-26日に、二回目の田植えを開拓活動で行いました。

図の①②と③⑤をそれぞれ、6月頭の活動で田植え・代掻きした後、③⑤は翌日農場メンバーで田植えしました。
⑥⑦⑧は6月18日(土)に来たゲストに手伝ってもらって田植え完了。
今回は⑨の田植えと⑩⑪⑭⑮の4枚の田植えの準備を行いました。
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始めに⑨の田植え
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順調に進んでいます。
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既に田植えが終わった③番越しに田植えの様子c0177665_14285951.jpg
こちらも既に田植えが終わった②番。順調に育っているようです。c0177665_14291517.jpg


ここから代掻きの前段階の作業に。c0177665_14292052.jpg
特に⑪⑭⑮番は沢沿いの道路に近く、元々ここは篠竹が密生していたエリア。竹の根っこが多くて酷く、田植えするにも一苦労です。とりあえずユンボー(重機)で掘り返した地面を足でほぐして、余計な根っこを取り除いていきます。
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こんな根っこの塊
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こういうのを手で引っこ抜いていきます。田んぼを作ることのなんと大変なことか!しかし貴重な体験です。
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こちら、⑮を前にして、農場開拓担当の鈴木と茨木の二人。上から順々に植えていって、とうとう最下段までたどり着きました。なかなか感慨深いものが。と言っても、ここからが更に難関。
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細かな段差に合わせて、畦を作って田んぼも細かく分けています。右側は車が通れる用に通路を残しました。
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大方根っこが取り除けた田んぼ。
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代掻き機で代掻きしています。
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暑いので休憩は川床(橋)で。
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昼寝も(笑) 沢沿いは大変涼しくて気持ちいいです。
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これでどうにか最下段も田植えできる状態になりました。
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上からも1枚。全部田植えが終わったらまた、上空から写真アップしたいですね!
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さて、次回までには田植えが終わっているとして、
次回は7月24日-25日(土日)です。

ちょっと本格的な川床を作って、涼めるエリアを作ろうと思っています。
開拓だけでなく、DIYや建築にもちょっと興味アリな皆さんの参加も募集しています!

初めての方も日帰りだけの方もぜひぜひ気軽に開拓団の活動にご参加ください!

FBでイベントを立ち上げますが、メール kurashilabo@gmail.com でも受け付けています。
皆さんのご参加お待ちしております!










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by kurashilabo | 2016-07-04 14:33 | やつだ開拓団 | Comments(0)

ふみきコラム 開拓地で農地とは何かと思ふ

 「結局人の仕事は若い時に与えられたものを一生かけて解くということなのかなとこのごろ思う。(筒井清忠)」これは朝日新聞の「折々のことば」だが(6/28)人生の終盤に至ってそんな感想を持つ人も多いのではなかろうか。自分を振り返っても今なんでこんなことをやったり考えたりしているかと思うと、子供時代のふとした経験や疑問にたどり着く。むろん実際にはいろいろな経緯があってそんな単純なものではないはずだが。

 農業「のようなこと」をやっていることにしても、子どもの頃ムシや魚やら鳥やら小動物を飼っていて、その時の「飼う」というおもしろさにつながっているし、あるいは祖母がほんの一坪くらいの日当たりの悪い空き地に菜っぱの種を播いて、その芽が一斉に出そろった時の不思議な気持ちにつながっている。

 以前ここで触れた農地の公共性というテーマにしてもそうで、それは別に畑を借りている地主さんにイジメられたからという訳ではなく、やはり子供心に湧いた疑問が元になっている。その頃ボクは今でいう里山や溜池や川で遊びまわっていて(当時の田舎の子どもは多かれ少なかれそうだったと思う)今でこそ里山は様々に手入れされていたと知っているが子供にとってそこは自然そのものだった。なのに竹を切り倒したり、木の実をとったりすると「所有者」が現れて怒られる。それがどこか理不尽に思われた。「ヤマは誰が作ったもんでもなく、元々そこにあるじゃん」という訳である。大きくなって農業のようなことを始めてからは農地の私的所有もヤマの私有もそういうものとして受け入れてきたが、心のどこかに「何かおかしいよナ」という気分がずっと潜んでいたのだろう。今になって明治初頭の「地租改正」を改めて勉強してボクの中ではああ、そういうことだったのかとやっと合点がいったのである。

 地租改正の時、ムラに派遣された役人が一人の百姓に「この土地は誰のものか」と問うた。その百姓はしばらく考えたのち次のように答えたそうだ。「上土はワシのもの、中土はムラのもの、下土は天のもの」 このエピソードは近代国家を構成する個人に必須の要件である「私的所有」の意識がいかに曖昧であったかを示すものとして語り残されたものだが当時の百姓の所有意識を実によく表していると思う。「この農地は自分が占有的に使用しているが、それ以前にムラという共同体のものであるし、元をたどれば天(自然)のものなので誰のものとはいえない」という訳である。明治国家はそのような曖昧さを許さず農地一枚一枚の所有者を確定し(地券の発行)それに課税するという形で近代的私的所有を上から確立していくことになる。戦後の農地改革(農地解放)はその強行された私的所有化が生んだ近代的地主小作問題を解消し「自作農の育成」をうたいながらも私的所有自体には何ら手をつけず、むしろ結果的にはより強固な私的所有意識を生んでいった。明治の地租改正の理念が戦後になってやっと農民一人一人のものになったともいえる。今では農地やヤマの私的所有に原理的に異議をとなえる人はほとんどいない。(そして私的利益の最大化をはかる人が最も良い農業者とされている。)

 例の開拓地では6月も終わりになってやっとこさ9割方の田植えを終えた。(まだ苗代のところが残っている)。田を造成しながらの田植えなのでなかなか大変なのである。さてそこで「この開拓地は誰のものか」と問うてみる。「上土はオレたちのもの、中土は地主さんとムラのもの、下土は天のもの」それがやはり自分の気分にはピッタリくるのである。 S
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by kurashilabo | 2016-07-02 10:46 | 鈴木ふみきのコラム | Comments(0)

7月2日(土)の野菜セットの中身

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トマトの収穫がピークです。そのイメージとは違い案外トマトは暑さが苦手な野菜。真夏には収量が落ちてきます。今のうちに沢山食べておいてください。

【タマネギ】  ファミリー 3個 / レギュラー 2個
今年は出来がイマイチで小ぶりなものが多くなっています。

【じゃがいも】  ファミリー 600g / レギュラー 400g
近隣の提携農家高橋さんからの出荷です。

【人参】  ファミリー 500g / レギュラー 340g
春蒔き、初夏採り。品種黒田五寸。冬モノと比べると味は劣りますがやはりあると嬉しい基本野菜です。

【トマト】  ファミリー 2250g / レギュラー 1500g
品種「ホーム桃太郎」。ビニールハウスで雨よけして潅水を制限している分ギュッと甘みが詰っています。
熟度の違うものを混ぜているので、色の薄い未熟なものは常温で保存し追熟させ、色の濃いものは冷蔵保存してお早めに召し上がり下さい。

【ナス】  ファミリー 370g / レギュラー 250g
ナスの最も一般的な品種「千両2号」です。いよいよ採れ出しました。

【キュウリ】  ファミリー 2-3本 / レギュラー 1-2本
品種「北進」。今ひとつ収量が上がらず配分も少なめになっています。

【ピーマン】  ファミリー 250g / レギュラー 130g
品種「京ひかり」。

【サヤインゲン】  ファミリー 150g / レギュラー 100g
一般的な丸ザヤインゲンです。

【甘唐辛子】  ファミリー 90g / レギュラー 65g
「松の舞」という品種の辛味の少ない甘唐辛子です。料理方法はピーマンとほぼ同じ。時々辛いものが混じりますのでお子様などが食べる場合はご注意ください。

【青シソと裏紅シソ】  ファミリー・レギュラー 少量づつ
農場内で自生しているシソ2種類です。表が緑で裏が赤いのがウラベニシソ、青ジソと比べると香りは弱いですが彩りとして。

【ズッキーニ】  ファミリー 大一本 / レギュラー 一部の人のみ
カボチャの仲間ですが未熟な状態で収穫し生食も可能な西洋野菜です。食味はナスとキュウリの中間といったところ。炒めモノや煮物はもちろん、案外塩もみやナムルでも美味しく頂けます。

【賀茂ナス】  ファミリーのみ 2個
京野菜で有名な丸くて大きいナス。普通のナスと比べると肉質は緻密で弾力があり、田楽や煮物にお勧めです。
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by kurashilabo | 2016-07-01 15:29 |  L 今週の中身 | Comments(0)