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里山ジオ・ピクニック 春の餃子祭2015 レポート

c0177665_16132172.jpgさて、今年も春の餃子まつり&里山ピクニックの季節になりました。

昨年に引き続き今年も餃子まつり、と定番にする感が漂っていますが、人生にとっては、何も考える必要がない「定番」という存在もとても大事だと思います。安心する定番があってこそ、それ以外の部分で気合が入れられる、というもの。

その今年の"気合ポイント"は「里山ジオ・ピクニック」の"ジオ"の部分。
今回は「岩」をテーマに地層を読み解くという、ちょっとマニアックなピクニック。ジオツアーガイドで自然公園指導員の矢野徳也先生をお招きしました。
楽しくピクニックするのも良いですが、物事を観察する新たな視点を手に入れれば、今まで見えなかった風景が僕達に語りかけてくれるように感じられます。

c0177665_16133430.jpgツアーの前にまずは餃子。
餃子仕込みのために前日入りしてくれたり、当日早めに来てくれたり、そんな人達のおかげで餃子祭りの準備が進められます。本当にありがたいことです。

みんなで作るとまたこれが楽しいですね。

c0177665_16133912.jpg鶏ネギ餃子と、豚味噌ニラ餃子の2種。全部で450個。王将には敵いませんが、450もけっこうな数です。

c0177665_16134780.jpgこちらはおにぎり。春らしい紅芯大根のおにぎりと大根葉おにぎりとノーマルの3種。

c0177665_16135214.jpg餃子は外で、鉄板で一気に焼きます。ボールがひっくり返って被ってるのは、中で餃子を蒸しています。

c0177665_16135735.jpgみんなでいただきます!
お腹いっぱい食べてもまだまだ餃子が!
手作り発酵麦茶も「美味しい」と好評で良かった~。

c0177665_16222633.jpgさて、お腹いっぱいになったらツアー開始です。この地図が今回の探検マップです。

ツアーに参加せずにこのブログ見てくださっている人には何の事か分からないと思いますが、ともかく探検マップがあるだけでテンションがあがればそれでOKなのです。

c0177665_161472.jpg矢野先生が右手に持っている黒い石は変成岩、左手に持っている白い石は花崗岩(かこうがん)。
地学をやらなかった僕には難しいですが、とりあえず花崗岩の方が崩れ易いそうです。
それだけ抑えるだけでも随分風景の見え方が変わってくるとか・・・?

c0177665_16141229.jpgマップにある大日堂跡にいきます。けっこう急な石段です。

c0177665_1614189.jpg石造りの大日如来や不動明王がありました。
こんなかわいい像も。

c0177665_16142431.jpg変成岩の塊を見ます。
変成岩とは、・・・私は詳しく説明できませんが、元あった岩に熱や圧力がかかって変成作用を起こした岩です。
とても硬くてちょっとやそっと叩いても全く割れません。

c0177665_16142920.jpgと、そんな知識がなんの役に立つのかな?と思ったら、このちょっとした滝。
なぜここに滝が出来るのか?

えっへん、それはですねぇ、私から説明しましょう。
ここに軟らかい花崗岩と硬い変成岩があったからでして、軟らかい花崗岩が崩れて、残った変成岩の所だけが今このように滝になっている訳でして、云々カンヌン・・・
(「云々カンヌン」の所は理解できなかったので何も喋っていない。)

c0177665_16143517.jpgさあ、そんなジオの解説の合間に、春のお花たちが目を楽しませてくれます。

あけび
c0177665_16144157.jpgキブシ
茶道で使われるそうですよ
c0177665_1614464.jpgコブシ
c0177665_16145098.jpgクロモジ

茶道の楊枝に使われる高級植物。

「1本150円にもなる」と聞いた途端みんなの目の色が少しだけギラつきましたよ。
柑橘系のような爽やかな香りがします。
c0177665_16145551.jpg赤い実がつくアオキ

c0177665_1615017.jpgと、またここにも変成岩が突然どかっと登場。

よく考えれば当然ですが、山道というのは、斜面を削って平らな部分を作って人が通れるようにした道ですから、元々はそこにも岩や土がありました。

この硬い変成岩を削るのは容易な作業ではなかったでしょう。これは大きくて移動できなかった残り。

c0177665_1615461.jpg土が削れて観察しやすくなった松の根っこ。
根というか幹のままに見えますが、ものすごく太い。

杉やヒノキはこのような根は出せないそうです。
なので、松は栄養分の少ない山頂近くで育てられたり、勝手に生えたりする事が多いですね。

c0177665_1615952.jpg林の中に一人参加者が紛れていますが、見つかるかな?
お行儀良く歩く人と、自由に散策する人。

c0177665_16151328.jpg黒くて太くて何本にも幹が分かれた木、なんの木でしょう?

空を見上げると・・・

c0177665_16151738.jpg山桜ですね。すごい大きさ。

c0177665_16152229.jpgなにやら、ほら穴?洞窟?みたいな物がありますよ。

研修生Kちゃんの好きな地底人がいよいよ登場か!?

c0177665_16152667.jpgここは戦前、ベリリウムという鉱物を採掘していた場所だそうです。

(多分)初めて聞くベリリウムという物質ですが、実は「水平リーベ、僕の船」の"べ"です。なんと元素記号の4番目!はやっ!!知らんかった。ダメですね、ちゃんと勉強しないと(汗)

ベリリウムは合金に使ったり軍用機に使われたりと、戦時中に活躍した物質ですが、戦争の終わりと人体への毒性などから別の物質に取って代わられていきました。(もしこの洞窟を見つけても危ないから入らないでくださいね)

c0177665_16153044.jpgさて、そんな矢野先生の講釈を聞いて早速"鉱物アイドル"と化した女子たちが手に持っているのは多分、石英(セキエイ)か雲母(ウンモ)。

c0177665_16153410.jpg石英(写真上)は半透明でかわいく、雲母(写真左の金色)はキラキラして綺麗です。

c0177665_16153992.jpgすみれを見たり

c0177665_16154616.jpgワラビを収穫したり(参加者の方には悪いですが、翌日いただきました。美味でした。ありがとうございます。)

c0177665_16155338.jpg通行不能場所を一部迂回して、竹の間をよじ登っていきます。今回のルートで一番の難所。

ワクワク登る人もいればヒイヒイ登る人も。

ここだけ道があるのは、NTTさんのおかげ。電柱と電線のまわりだけ竹が綺麗に刈られています。ごくろうさまです。

c0177665_16155940.jpg上から見下ろすとこの角度なので、その急さが分かります。

c0177665_1616833.jpg竹つながりで、こちらはクロチクという黒い竹。
枯れている訳ではありません。園芸品種です。

c0177665_1616145.jpgこちらはシホウチク(四方竹)という、まわりが四角い竹。
こんなの見たのも初めてです。
これも植えられたものだそう。

c0177665_16162252.jpgのどかな里山を歩いています。

さあ、終盤。

写真の中で当時歩いている参加者も疲れてきている頃だと思いますが、ブログを書いている僕も随分疲れてきましたよ。もう一息ガンバレ!

c0177665_16163824.jpg眼下に珍しい木・・・?
あれ?白とピンクの花が1本の木から咲いています。
接ぎ木されたリンゴです。
冬のイルミネーションみたいでかわいいですね。

c0177665_16164834.jpgさあ、道に上がってきました。
こちら、バックに広がるのは40年前は茶畑だった場所。
満州から帰ってきた男性が開拓して茶畑を開いた場所。

農場スタッフの鈴木さんが、仲間とこの場所を再開拓しようとしている、まさにその場所です。
今回は、時間の都合でルートにはあったのですが、割愛しました。

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小休止

c0177665_1617392.jpgさあ、スタート地点の森羅荘に戻ってきましたよ。
完全予約制 山小屋カフェ森羅荘

ここで温かいコーヒーとスコーンが待っています。
いやぁ、最高のプランですね。

c0177665_1617732.jpgこちら!
甘さを抑えたスコーンに生クリームとやさとの苺を乗せて、パクッと食べれば疲れもひとっとび!!

c0177665_16171260.jpgツリーハウスでもカフェできちゃいます。

c0177665_16171681.jpg中はこんな感じです。
森羅荘に行った際は、ぜひこのブログを参考にして歩いてみてはいかがでしょう。

あ、間違えました。「ぜひやさとのジオ・ピクニックをして、その際には森羅荘に行ってみてはいかがでしょう」ですね(笑)


これにて里山ジオ・ピクニック終了です。
また、次回もジオ・ピクニックが出来たらよいなぁと思っていますので、その際はぜひご参加ください。

石岡市を初めとする筑波山を囲む6市では「筑波山地域ジオパーク」の認定に向けて活動を行っています。関心のある方に情報をお届けする無料サポーター制度があります。

今回ツアーガイドをしてくださった矢野徳也先生に連絡を取りたい場合は、暮らしの実験室までご連絡ください。










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by kurashilabo | 2015-04-07 16:20 | レポート(報告) | Comments(0)
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