<< ふみきコラム0820 断捨離 >>

野菜と卵の放射能問題

先日(8日)、地域の有機農業者が農場に集まり(20人ほど)、放射能問題に対する情報を共有しようという会がもたれました。(農場は会議の場所を提供。)要点を簡単に報告します。

■1.現在の問題は汚染された土壌からどの程度農作物にセシウムが移行しているのかということ。(当初の降下した放射性物質による直接的汚染ではない)

■2.石岡市の土壌汚染の現状は常総生協のデータが詳しい(出荷している石岡市の9軒の農家の畑一枚一枚について検査している)→7月初旬のデータ
全体としては100~300ベクレル/kgである。(農水省の作付け禁止の基準は5000ベクレル/kg)

■3.土壌から野菜への移行については移行係数というものがあり(畑のセシウムをどれだけ吸収するか)キャベツ、カボチャ、キュウリ、人参など大半は1%未満である。サツマが多少高いがその最大値で3%程度である。

■4.その結果として、石岡市の野菜類については全てセシウムは不検出となっている。但し、時間をかけて検査すると(30分を2時間にする等)ごく低レベルで検出できるものもある。30分の検査だと30ベクレル以下は検出できない。→7/28のデータ

■5.卵や肉からも検出されていない。(農場と同様に鶏に緑餌を与えているマナ農園さん、および魚住農園でも検査していて、共に不検出。)

■6.稲ワラや落ち葉の汚染が問題視され(牛の餌として使われたので)、その売買が止められているが、個人使用については規制はかかっていない。暫定基準値は400ベクレル/kgであるが、農場の場合はケイフンもトンプンも野ざらしではないので問題にならないと考える。
仮に高い汚染であっても畑に投入されれば(薄まったりして)畑のセシウム濃度はごくわずかしか上昇しない。(400ベクレル/kgという基準自体が、この堆肥を普通の使い方で40年以上使っても、原発事故以前の農地のセシウム最高値140ベクレル/kgを上回らない値という事である) 

こうした結果はほぼ予想していたのですが、数字で示されて、正直ちょっと安心しました。 鈴木
[PR]
by kurashilabo | 2011-08-13 09:02 | お知らせ(告知) | Comments(0)
<< ふみきコラム0820 断捨離 >>