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ORGANIC FARM WEEKLY 号外

今週は野菜セットの出荷ができました。
野菜セットに同封している週報の中身をブログでも公開してみなさんに現況をご報告します。

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ORGANIC FARM WEEKLY 号外
発行:やさと農場 TEL 0299 43 6769 '11,03,18
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<お知らせ>
次週、26日(土)着便にて豚肉出荷の予定です。
但し、屠蓄場の都合(混みそう)その他で変更する可能性があります。
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<今週の箱の中身>
今週の箱の中味はイレギュラーです。先週、荷造りが丁度終わった頃に地震が来て出荷できなくなってしまったので、ネギとハモノ類以外は先週の分をそのまま使わせていただきました。(佐川が動くかどうか、直前までわからなかったので十分準備ができなかった)タマゴは先週分も十分使えるので廃棄することなくそのままにしました。今週分も入れましたので多いとは思いますがご利用いただければありがたいです。ネギ、ホウレンソウ、とう立ちコマツナ、コマツナは新しくしました。

■来週の出荷メニュー(予定)
大根、人参、ネギ、ハタマネギ、タクアン、ホウレンソウ、他ハモノ3種。
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<報告をかねて>
 先週は出荷ができず、大変ご迷惑をおかけいたしました。荷造りはほぼできていたのですが、佐川急便が動かないのでは仕方ありません。地震には本当に驚きました。皆外に飛び出し、小生は近くの桜の木につかまって体を支えていたほどです。
 建物や車や木々が激しく震動し、林や山からは煙のように杉花粉が舞い上がっておりました。震動もさることながら、揺れが非常に長く続き、何かとんでもないことが起こっているという恐怖がありました。揺れの経過から直近の地震ではないとすぐわかりましたが、直近でなくてこれだと震源地付近はとんでもないことになっているのではないかとも思いました。(事実そうだったのですが)

 人間どもは寄り集い、犬のシロは寝床に小便をもらし、ネコのナオキチはおびえて走りまわり、鶏は一斉に鳴き出し、それでも山羊は平然と草をはみ、犬のトマトはいつも通り遊べ遊べとボールをくわえてはしゃぎまわって皆の笑いを誘っておりました。幸いなことに建物本体には大きな損傷は無く、カマドのエントツが落ちたりタナから多くのビンが落ちて壊れたり、これはあとから気づいたですが井戸ポンプが破損したり等々というレベルで済みました。

 近所では大谷石の壁の倒壊や屋根ガワラの落下が多々みられ、道路も一部陥没しているところがありました。その後、停電が3日ほど続き、水が使えないので筑波山の谷水を汲みに行ったりエコトイレを復活したり(ボットンあるいは林の中)、キャンドルナイトを楽しんだり(?)しておりました。現在は灯油が入手できない(スタンドが開かない)程度の日常です。

 原発事故には対応の仕様がありません。ひたすら安定するのを祈っている毎日です。当地は福島原発から150kmくらいですが、これを近いとみるか遠いとみるか、むずかしいところです。チェルノブイリ級の事故を想定すれば至近といえるし、現在のレベルなら「まだ遠い」と言ってもいいかもしれません。「まだ遠い」で済めばいいのですが、もしここがダメなような事態になれば東京も至近ということになります。

 農場でも原発情報を常時チェックしながら対応を話し合ってきました。その結果、最低限の維持人員を残し、他は自宅待機ということにしました。現状では仕事も手に付かないし(放射能を恐れながら仕事などしたくないしね)、動物達の世話だけなら全員いる必要がないからです。佐川もしばらく動きそうもなかったし。今後のことは状況がもう少し安定した段階で判断することにしています。

 今日はとても寒く、風も強い一日でした。ビニールハウスの中はもう春で、春菊やコカブや水菜が青々と育っています。豚は相変わらずブヒブヒと飯を要求しています。そんな平凡な日常からみると、放射能も津波被害も現実感がありません。そんな中、県南家畜衛生保健所からまた電話があり、「千葉でトリインフルの2例目がでたが、そちらは大丈夫か」というものでした。放射能であれ、トリインフルであれ、目に見えないモノノケは頭の中でどんどん増殖し、アナログ人間である小生はただただおびえているしか能がありません。

今後ともどうぞよろしく御支援下さい。                    鈴木
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by kurashilabo | 2011-03-18 19:12 | お知らせ(告知) | Comments(0)
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